- 投稿日:2025/05/31
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回はライアン・ホリデイ著『Courage is Calling』2021年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:ライアン・ホリデイ出典:Amazonのプロフィール
アメリカのベストセラー作家、メディア戦略家。 メディア戦略のプロとして、有名ミュージシャンや作家のヒットを演出し、アメリカン・アパレル社のマーケティングディレクターも務めた。一方、ギリシア哲学ストア派を、21世紀を生き抜く思考法として紹介し、数々のベストセラーを出している。
✅ 恐怖は感情、臆病は習慣である。
✅ 恐怖を直視し、行動することで勇気が育つ。
✅ 思考の習慣を変えれば、人生も変わる。
別の書籍
ライアン・ホリデイ著『Stillness Is the Key』
有名ミュージシャンやスポーツ選手など、一流のパフォーマンスを発揮する人たちが共通して実現している「stillness(心の静寂)」について、どうすれば獲得できるのか? こちらでは「mind(思考)」「spirit(魂)」「body(身体)」の3つの柱で解説している。
この本では、「勇気(courage)」について語られる。
勇気とは、出すものではなく備えるもの。
すばらしい結果を出すための、「日々の勇気」について考えていく。
『Courage is Calling(勇気が呼んでいる)』
恐怖と臆病の違い
恐怖は感情、臆病は思考の癖。
恐れと臆病は違う。
恐れとは、一時的に生じる感情にすぎない。
臆病とは、恐怖に人生が支配されていること。
恐れは許すべきものだが、臆病は恥とすべきものだ。
恐れは、あなたの役に立つ。
警報になり、覚醒させ、危険を教えてくれる。
一方で臆病は、あなたを引きずりおろし、弱くし、思考停止させる。
ライアン・ホリデイ『Courage is Calling』
恐怖は一時的な感情であり、危険を察知するために必要なもの。
しかし、恐怖を理由に行動を避け続けると、それは臆病へと変わる。
臆病は人生の選択肢を狭め、自分の可能性を奪う。
脳科学の研究によって、「怖がる=未知に遭遇した際に出る自然な感情」と判明している。
つまり、生きる上で必要な感情だから、恐怖を隠す必要はないのだ。
無理に押し殺すのではなく、受け入れ、適切に対処することで前進できるようになる。
⇒ 「わからないから、確かめてみよう」と思って行動できるかどうかが、人間としての価値を決める。
物事を確かめようともせず決めつけて動かない癖は、自分をなにもできない人間に劣化させるだけでなく、周囲にも害を与えるとライアンは警鐘を鳴らす。
知らないものは「宿題」である。
怖いものは学ぶチャンス。
自分が知らないことを「わかった気」になっている人間ほど恥ずかしい存在はない。
人は無知に対して恐怖を抱く。
しかし、「知らないことを学べばいい」と考えれば、恐怖は知識へと変わる。
臆病になると、思考を停止させ、与えられた選択をそのまま受け入れるようになる。
慣習や周りに合わせて、意思決定する力を放棄することになる。
先延ばしにして、勢いを失い、自分の姿を鏡で見る能力でさえ失う。
ライアン・ホリデイ『Courage is Calling』
人を恐怖で縛る人間は判断力を鈍らせる簡単な方法だと理解している。
「不安や恐怖」で事実はなんなのかをろくに見ようとせず、判断を他人にまかせ、だんだん自分では考えられない人になることを望んでいる。
我々ができる第一歩は「正面から問題に取り組む」ことである。
⇒ まず、時間を確保しよう。
勇気とは、恐怖をマネジメントし、恐怖に対して勝利すること。できるかどうかわからないことを実行すること。なぜなら、それは実行される必要があるから。勇気は選択の瞬間に現れる。
ライアン・ホリデイ『Courage is Calling』
オリバー・バークマン著『限りある時間の使い方』
頭に浮かぶ、『やらなければいけない』というプレッシャーのすべてに反抗し、かわりに、自分らしい人生をこつこつ築くことに集中しよう。
オリバー・バークマン著『限りある時間の使い方』
やるべきことを選ぶことで本当に大切なことに集中できる。
恐怖を事実と想像に分ける
事実に基づいて判断する。
臆病さを乗り越えるたった一つの方法は、恐怖を直視することだ。
私たちの脳は、最悪な状況を思い浮かばせ、気が狂いそうなシナリオを考えさせる一方で、目の前の状況を受け止めて、対処する力をつねに小さく見積らせる。
恐れていることを、一つひとつ小さく分けて考えてみよう。事実はどうなっているのかをちゃんと見よう。調べてみよう。
ライアン・ホリデイ『Courage is Calling』
恐怖の多くは、実際には起こらない想像の産物である。
最悪のシナリオを考えるのではなく、「実際に起こる可能性のあること」に焦点を当て、冷静に対処する。
⇒ 一つひとつなにが心配なのかを挙げる。
❶「なにが事実なのか」「なにが想像なのか」を分類する。
❷「自分がどうにかできること」と「どうにもできないこと」に分けて対処する。
実にシンプルだが、恐怖に立ち向かう方法は自分との対話なのだ。
勇気は日々の選択で育つ
小さな勇気が、大きな成果を生む。
やりたくない、面倒くさい、伝えるのが怖い。
これもまた、恐怖との向き合い方につながっている。
人にお願いする小さな勇気を持てなければ、人生の大事な場面で大きな勇気を出すことはできない。
勇気はふだんの判断の中で鍛えられていくものと語る。
⇒ 「勇気は性格ではなく、思考の習慣」
⇒ 「恐れるべきは恐怖にとらわれることそのものである。」
まとめ
✅ 恐怖は感情、臆病は習慣である。
✅ 恐怖を直視し、行動することで勇気が育つ。
✅ 思考の習慣を変えれば、人生も変わる。
恐怖を直視し、行動することで人生は開かれる。
「できればやりたくないこと」に向けて行動を起こす。
わかっているけど、実行に移せるかどうかだ。
出典:漫画『バトルスタディーズ』(BATTLE STUDIES)
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆