- 投稿日:2025/03/21

春になると多くの人が花粉症に悩みますよね。
くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの人によって症状は様々だと思います。
かく言う私も花粉症持ちの一人です。🤧
私は鍼灸師として日々患者さんに携わらせているのですが、今回、私が患者さんにお伝えしている花粉症対策のセルフケアをご紹介します。
ただ、ご注意いただきたいのが、あくまで1例のため、他のやり方やセルフケアを否定する考えは一切ありません。
東洋医学的な花粉症の考え方
花粉症は花粉などに身体が異物として攻撃するアレルギー反応が引き起こされる症状の総称です。西洋医学ではアレルギー反応として捉えられますが、東洋医学では 「風邪(ふうじゃ)」の影響や「肺」「脾」「腎」のバランスの乱れ が関係していると考えられます。特に、「脾」を補うことが花粉症対策の重要なポイントとなります。
脾とは?
東洋医学において、「脾」は津液(血液以外の全ての体液)を管理しています。「脾」の機能が低下すると、全身の水分代謝はもちろん、諸器官粘膜の代謝に支障をきたし、「痰」や「湿」と呼ばれるさまざまな病態を引き起こす物質を作り出すと言われています。それが花粉症だと、鼻水や涙として出てくると考えられています。

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