- 投稿日:2025/03/13
- 更新日:2025/10/07

私がひどい花粉症だった頃の話
私は以前、重い花粉症に悩まされていました。
薬と目薬は毎日必須で、夜中も鼻が詰まって何度も目が覚めるほどです。
しかし薬を飲むと眠気で仕事のパフォーマンスが落ちてしまうため、どうにか薬に頼らず症状を楽にできないかと考えるようになりました。
「甜茶」で花粉症が少し楽に?
薬に頼りたくない私は、その当時話題になっていた甜茶に注目しました。
しかし市販の甜茶は品質が良くないものも多かったので、本物の甜茶をネット通販で購入し年末頃から飲み始めました。
甜茶を飲むようになってから個人的には症状が若干軽くなった気がして、自分の体調をさらに注意深く観察するようになりました。
すると、あることに気がついたのです。
人工甘味料「アセスルファムK」との関係性
それは人工甘味料、特に「アセスルファムK」を摂るとお腹が緩くなるということでした。
気になって調べてみると、「アセスルファムK」は人によっては体が異物と認識し、腸に負担をかける可能性が指摘されていることを知りました。さらに、腸の負担は免疫力低下にも繋がり、アレルギー症状が出やすくなる可能性があるという情報もありました。
そこで私は試しに「アセスルファムK」を避ける生活を始めました。
しかし、これがとても難しく、ほとんどの加工食品に含まれているため、食品を購入する際に必ず成分表示を確認するようになりました。その流れで他の食品添加物も避けるようになりました。
すると、驚くことに花粉症の症状が大幅に軽くなり、薬を飲まなくても生活できるようになりました。
目が時々痒くなる程度の症状は残りますが、以前と比べるとかなり楽になったと感じています。
食生活改善は時間がかかるが価値あり
つまり、私が伝えたいのは——
花粉症の症状を軽くしたいなら、まずは食生活の見直しがおすすめ!
同じような経験をされた方の話をネットなどで目にすることがありますが、多くの方が実感している方法にもかかわらず、実践する方はまだ少ないように感じます。
確かに食生活を改善して効果を感じるまでには一定の時間がかかりますし、日本の現代的な食環境では食品添加物を完全に避けることは非常に困難です。
コンビニ弁当やおにぎりは控える必要がありますし、外食も制限されてしまいます。
でもその分、自宅で食べる手作り料理がどんどん美味しく感じられるようになりますよ。
グルテンフリーも効果的?
ちなみに私は完全なグルテンフリーまでは実践していませんが、「小麦粉を控えたら花粉症の症状が楽になった」という話もよく耳にします。
これも腸の健康を整える「腸活」と関係があるため、一定の効果が期待できるかもしれません。
ストレスや睡眠不足との関係性
一方で、食品添加物を避けたり、グルテンフリーを実践したりしても、花粉症が改善しないという方もいます。
その場合、ストレスや睡眠不足が影響している可能性があります。
免疫機能に腸内環境が影響しているのであれば、ストレスも大きな原因になり得ます。
以前の記事で「ホメオスタシス(恒常性)」について触れましたが、ストレスや睡眠不足はホメオスタシスを崩す要因となります。
やはり花粉症対策には「規則正しい生活」と「質の良い食生活」が重要なのだと思います。
食生活を変えるには勇気と時間が必要ですが、本気で花粉症を楽にしたいなら、ぜひ試してみてくださいね。
<参考記事>
【フィトセラピー】植物の力を使って免疫力UP!
https://library.libecity.com/articles/01J5T274B92ABG5DHR34H4ACJD
花粉症の薬はどうなの?
薬は症状を和らげるためには役立ちますが、あくまでも一時的に症状を抑えるものです。そのため、鼻水や目のかゆみ、くしゃみなどのつらい症状は、毎年繰り返しがちです。
根本的な改善を望む場合、生活習慣や食生活の改善を並行して検討すると良いと思います。
薬に頼る頻度が減れば、薬代や病院に通う手間の軽減にもつながるかもしれません。
参考までに
いま私は甜茶ではなく「ネトル(西洋イラクサ)」のハーブティを飲んでいます!
ヒスタミンの放出を抑制して花粉症の症状を緩和する作用があるとされています。
こちらもぜひ!