- 投稿日:2025/04/02
- 更新日:2025/10/09

「子どもは学校に行かなきゃいけない」って、
小さいころから当たり前のように思っていませんでしたか?
私はそう思いながら、まさに「義務」として学校へ通っていました。
でも、実はちょっと違うんです。
今回は学校が苦手だった私が、
大人になってから学んだ「義務教育」の話です。
賛否両論ある記事かもしれませんが、
よろしければ少しのお時間、お付き合いください😌
義務教育の本当の意味とは?
日本の法律では、
・子どもには「教育を受ける権利」がある
・親や国には「教育を受けさせる義務」がある
と決められています。
つまり、義務教育とは
子どもが安心して学べるように
「大人が責任を持つ制度」
ということ。
私が思っていた
「子どもが学校に行くことが義務」
なのではないってことですね。
学校に行く目的って?
学校では教科書での勉強をします。
でも、学校ですることは、それだけじゃありませんよね☺️
体育で運動とか、美味しい給食とか、放課後の部活動とか。
もちろん休み時間に友達と遊んだり、恋愛だって盛りだくさん(笑)
また自分の得意なことだけでなく、
不得意なことを発見する場所でもあります!
たとえば、
・誰かと協力する
・相手の考えを聞く
・自分の意見を伝える
こうしたことは、生きていくうえで必要な場面がたくさんありますが、
まずは相手と向き合ってみないと、
自分が得意か不得意かわかりませんよね😃
自分の得意なことが不得意な子がいる。
もちろんその逆もあります。
さらに、日本の義務教育では、
・みんなが同じように大切な存在であること
・社会の一員としての責任
を学ぶことも大事にしています。
つまり、
本来の学校は「テストの点を取るための場所」ではなく、
「自分もまわりの人も大切にしながら成長する場所」
なんですね。
みんなちがって、みんないい。
これは金子みすゞさんの有名な詩の一節ですが、
これを最初に体感する場所が学校かな、と思います🤭
「子どもには義務がない」のはなぜ?
「なんで子どもは義務じゃなくて権利なの?」
と思うかもしれません。
ここでも少し考えてみましょう🤔
もし、
「子どもは学校に行かなきゃいけない」
という法律だったら……。
何らかの理由で学校に行けない子は
「法律を守れていない」
と思われてしまいますよね。
でも、体調が悪かったり、
学校の環境が合わなかったり、
いろんな事情で通えない子もいます。
だからこそ、日本の法律は
「子どもに無理やり勉強させる」
のではなく、
子どもが安心して学べる環境を、
「大人が整えること」
を大切に作られているんじゃないでしょうか。
学校以外の学び方もある
「学校に行くのがつらい……」
と思う子がいるのも事実です。
・友達とうまく話せない、人間関係がしんどい
・勉強についていけない、または簡単すぎて退屈
・教室のざわざわした雰囲気が苦手
・決まった時間に起きたり、同じリズムで過ごすのがしんどい
・先生やクラスの雰囲気が合わない
こうした「理由」があるのに、無理に学校へ行こうとすると、
心や体が疲れてしまうこともありますよね。
実は私も少しの期間ですが、行けない時期がありました😌
でも最近では、学校以外にも学べる場所が増えてきています。
たとえば、
・フリースクール(学校の代わりに学べる場所)
・ホームスクーリング(家庭で学ぶ方法)
・学びの多様化学校(旧称・不登校特例校)
・地域の活動を通じた学び(勉強以外も大切に)
こうした選択肢が増えているのは、
「すべての子に学ぶ機会を☺️」
という考えが広がっているからだと思っています。
大切なのは、
「どこで学ぶか」
ではなく、
「学ぶ機会があること」
学校に行けないことを
責めるのではなく、
悲しむでもなく、
一人ひとりに合った方法で、
支えていけるといいですよね。
まとめーー義務教育は子どもを守る優しい制度
義務教育とは、
「子どもが教育を受ける権利を持ち、大人がそれを守る義務を持つ」制度。
子どもにとっては、
「よりよい未来への一つの選択肢」
良くも悪くも特定の期間しか通えない場所でもあります。
そして、大人には、
「未来への選択肢を守る責任」
があります。
すべての子ども、すべての親、大人、
なんて大きな話ではなく、
いま目の前の「あなた」や「あの子」が安心できるように――
それが、義務教育の本当の意味なんじゃないかな、と思います☺️
最後までお読みいただきありがとうございました!