- 投稿日:2025/04/15
- 更新日:2025/11/16
1. サイドFIREという選択:57歳で早期退職を決めた理由
こんにちは。57歳で公務員を卒業し、この春からサイドFIRE生活を始めました。
サイドFIREって聞くと、なんかかっこいい響きですが、実態は「ちょっとだけ働いて、あとは自分の時間を楽しむ」そんなゆるっとしたライフスタイルです。
じゃあ「なぜ、57歳で早期退職」と思いますよね? 理由はシンプル。「もう、十分働いたな」と思ったからです。
(「もぉ、ええでしょう!」と思ったからです(笑))
体力的にもしんどくなってきたし、これ以上価値観が合わない仕事する意味ある?と、ここ数年思ってました。
妻とも話して、「そろそろ第二の人生始めていいんじゃない?」って空気になり、背中を押される形で退職を決意しました。
FIRE(完全リタイア)ではなく、あえて“サイド”にしたのは、「ちょっと働いていた方が心地いい」から、まだまだ挑戦したかったからです。
(完全に働かないのも、ボケそうで怖かったんですよね)
2. 退職前にやっておいて良かった!お金と手続きの準備
さて、いざ会社を辞めようと思っても、「辞めます!」だけでは済まないのが現実です。
何が大事かというと、やっぱり“準備”です。
とくにお金まわり。
私がやったのは、まず「固定費の見直し」。
通信費、保険、サブスク…「これ、本当に必要?」って何度も自問自答して、だいぶスリムにしました。
(家賃が安い家に引っ越して、車も売りました)
あとは「収支のバランスの確認」。
年間どれだけ使うのか?どれだけ入ってくるのか? 自分年金(配当+副業収入)でまかなえるかをチェック。
徹底して数字と向き合うと、安心材料になります。
それと「退職後の手続き」も地味に大事!
・健康保険(任意継続 or 国保)
・住民税(退職翌年は特に注意)
・年金の支払い
・失業給付の有無(自己都合だと3ヶ月待機あり)
こういう細かい手続きがけっこうあります。
これらの、知識ってリベシティにいれば、自然に身につきます。
宿題リストをすることが、自然とサイドファイヤの準備になります。
3. サイドFIRE生活のリアルな1日ルーティーン
さてさて、気になるサイドFIREの毎日。
正直、最初は「どんな毎日になるんだろう?」って不安でした。
でも、慣れてくるとこれがなかなか快適なんです。
平日の1日(例)
4:30 起床(もう通勤の必要なし!のんびりコーヒーを入れます)
6:00 ワンコの散歩
7:30 副業作業(ブログ書いたり、せどりの価格調整等)
11:30 昼食
12:30 ジムでトレーニング&サウナ
15:30 頭を使わない副業作業
17:30 妻とゆったり夕飯
19:00 好きなアニメ&映画を見て、読書
21:00 就寝
週1回程度友人と会う日以外は、ほぼ同じ生活です。
「働かされる」じゃなくて、「自分のペースで働く」のが、こんなに気持ちいいなんて思いませんでした。
因みに、土日は人が多く、物が高いので出歩きません。
4. サイドFIREをして良かったこと、予想外だったこと
サイドFIREして良かったこと、たくさんありますが、まずは【心が軽くなった】これに尽きます。
朝、「ああ、また渋滞の中を通勤」って思わなくていい。
人間関係で胃をキリキリさせなくていい。
この開放感、プライスレスです。
あと、夫婦の会話が増えました。(笑)
イライラすることもなく、人に順番を譲ったり、親切にする余裕が増えました。
運動してストレスがないので、布団に入ると5分で寝ます。
逆に、予想外だったこともあって、「時間がなさすぎる」っていう“意外な悩み”。
サイドファイアさえすればゆっくりできるって思ってたのに、いざ手に入ると「やりたいことが多くて、かえって時間がない」となったのは意外でした。
まあ、ここは人によるかもしれませんが…
5. サイドFIREのお金のリアル
ここ、みんな気になりますよね。
ズバリ言いますと、月の生活費は約35万円くらい。
夫婦2人暮らし、地方在住。
(家電、旅行、突発で別途年60万円。更に親の葬式、車の買い替え等の予備費あり)
収入源は
・ほぼ貯金
・配当(月数万円)
・あとは今後サイドビジネスで遊興費を稼ぐ予定(笑)
という感じです。
投資は、インデックスをメインにしていて、日本高配当株も持っています。NISA枠は最速で埋める予定です。
年金受給後は、資産全体の取り崩し計画も「定率年4%以内」と決めています。
正直、ド派手な暮らしはできませんが、「ちょうどいい幸せ」は、案外このくらいの生活の中にありました。
キャンプとペットと奥さんがいたら、おおむね幸せなのでOKです。
6. サイドFIREするなら“ここだけは気をつけて!”
ここ、大事です。
サイドFIREって聞こえは良いけど、向き不向きがあります。
私が思う注意点は以下3つ:
「自分で時間をコントロールできない人」は要注意
→ダラダラしてしまって、むしろ心が荒むケースもあります。
健康管理は必須
→運動と睡眠、大事です。FIRE後に体調崩す人、けっこう多いらしい…。
お金の不安は思ったより心にくる
→「なんとかなる」ではなく、「数字で完全に管理する」が必要です。
7. サイドFIREは、最高の人生をつくる“自分プロジェクト”
最後に。
サイドファイアって、自由になる分、自分と向き合う時間も増えます。
でもそれは、「本当にやりたかったこと」「好きなこと」を見つけるチャンスでもあります。
私は今、小さな夢に向かって一歩ずつ進んでいます。
たとえば、「ツールドホノルル参加」、「キャンプしながら四国88ヶ所巡り」、「なろう系投稿」などです。
サイドファイアは、ただの“退職”じゃありません。
人生を自分の手で“再設計”するための、最高のスタートライン。
「もう遅いかな?」なんて思う必要はありません。
何歳からでも、“ちょうどいい自由”は手に入ります。
リベシティには再度ファイアのためのコンテンツが豊富にあります。
自由を目指して頑張っていきましょう!!