- 投稿日:2025/04/30
- 更新日:2025/09/22

160万の壁とは
30年前からほぼ変わっていない基礎控除。それはおかしいだろうと、議論になっていました。
生存権であるすべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む権利のために基礎控除(この金額までは税金をかけない)は上げるべきだということです。
2025年3月4日に衆議院本会議で可決された税制改正関連法案により、所得税の課税最低限が「103万円」から最終的に「160万円」に引き上げられることになりました。
しかし、以前議論に上がっていた178万の壁とは全く違う複雑な形となりました。
何が変わった?
⚫️所得税
【旧】
基礎控除48万+給与所得控除55万(年収162.5万以下の場合)
合計103万円
※給与所得控除は年収により計算式あり
※基礎控除額は合計所得2,350万円超で控除額が段階的に減っていき、2,500万円超は控除なし
↓
【2025年以降】
基礎控除額58万+給与所得控除65万(年収190万以下の場合)
合計123万円
※給与所得控除は年収額により計算式あり
よって給与所得控除に関しては年収190万円以上の人は今回変更なし
※基礎控除額は合計所得2,350万円超で控除額が段階的に減っていき、2,500万円超は控除なし

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