- 投稿日:2025/04/29
- 更新日:2025/04/29

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要約
保育士でも悩んだASD・ADHD育児。
言葉が届かない中、PECSで気持ちがつながった喜びは感動でした。
道具なしで始められる伝わる工夫、ぜひ知ってほしい方法です。
私は保育士として色んなお子さんと関わらせていただきましたが、自分の子どもがASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠如・多動症)を併せ持っていると分かったとき、戸惑いました。
育児の知識があっても、目の前の我が子にはうまく通じないことばかり。
親として、毎日試行錯誤の連続です。
そんな中で、子どもの気持ちを少しでも理解したくて試したのが「PECS(絵カード交換式コミュニケーション)」でした。
言葉だけでは伝わりにくいことも、絵や写真を使うとすんなり伝わることが増え、「こうすれば分かるんだ!」と親の私も発見の連続。
特別な道具がなくても始められるので、同じように言葉のやりとりで悩んでいる方に、ぜひ知ってほしい方法です。
言葉が伝わらないもどかしさ
「どうして伝わらないんだろう?」
— これが、我が子と向き合う中で一番最初に感じたことでした。
話しかけても反応がなかったり、違うことを始めてしまったり。
「ご飯食べよう」「靴を履こうね」といった簡単な言葉ですら伝わらないことがありました。

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