- 投稿日:2025/05/10

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要約
物語を読むこととは・・・豊かな浪費とも言い換えることができるかもしれませんね。物語を要約することは出来ませんので、人生のエアポケットのようなスキマ時間にお読み頂けますと幸いです。2025年5月5日の【世界の果てで自分を見つけ出すオフ会】のために書き出した物語です。
Who stole the moon?
プロローグ
満天の星空が浮かんでいる。
風に揺れ、雨に振られ、それでも星々は瞬き続けている。
ただその空にぽっかりと大きな穴が空いている。
それは誰かが大事なものを盗んでしまったからだ。
そう、ある日、月は盗まれてしまったのだ。
そこで立ち上がった一人の少女の話。
彼女は特殊だった。
言葉通り他の人とは全然違った。
彼女は人が思いつくほとんどのことが出来た、文字通り全能だった。
そんな彼女が盗まれてしまった月を取り返そうとする話。
もちろん、彼女は思いつくほとんどのことが出来るだけであって、全てが出来るわけではない。
当然、彼女の力で月を作ることはできない。
第一部 今日も昨日も明日も明後日も三日月が浮かぶ
彼女は先程伝えた通り、人が思いつくほとんど全てのことが出来た。
彼女はまず時間の川に飛び込み、流れと反対に泳ぎ始めた。
そう、タイムリープを使って過去に戻ったのだ。
まずはずいぶん昔に戻って、月を探した。

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