- 投稿日:2025/05/10
- 更新日:2025/08/17

【はじめに】
「借金=お金の問題」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
借金を抱えることで、人の思考力や判断力にまで影響が及ぶことをご存知でしょうか?
経済的に逼迫した状態が続くと、人は本来の冷静さを失い、「なんでこんな判断をしたんだろう…」と後になって後悔するような選択を繰り返してしまいます。
本記事では、借金が脳にどのような影響を与えるのかを、科学的な研究や心理学的観点を交えて解説し、なぜ「IQが下がる」とまで言われるのか、そのメカニズムを紐解いていきます。
【1. 借金が脳に与える「負荷」】
借金をしている状態は、常に不安やプレッシャーにさらされている状態です。
返済の期日、金利、取り立て、家族への影響――こういった不安が頭から離れない状況は、脳にとって大きな「負荷」となります。
このようなストレス状態が続くと、脳内では「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンが過剰に分泌され、前頭前野(論理的思考や計画を司る部位)の働きが鈍くなることがわかっています。

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