- 投稿日:2025/05/20

職場の健康診断で「バリウム検査を受けることになったけど、飲みにくいって本当?」「あの台の上で回るのはなぜ?」と不安に思っている方へ。
そんな疑問に、29年の経験を持つ診療放射線技師であり、現在も健診機関で年間約2000件の胃X線検査に携わっている私が解説します。
結論からお伝えすると、 バリウムは昔ほど飲みにくくはありません。
ぜひ最後まで読んで、安心して検査を受けてください。
胃X線検査でバリウムを使う理由
胃のレントゲン検査では、 胃をしっかり映すためにバリウム(造影剤)を使います。
バリウムを飲まなければ、X線画像に映るのは主に骨や肺。胃そのものは見えません。
バリウムを飲むことで、胃の形や内部の様子がはっきりと映し出されるのです。
さらに、バリウムは飲んだあと 便として排出されるので、基本的に身体に害はありません。
つまり、バリウムを使う理由はこの2つ!
胃をしっかり映すため
身体に無害であるため
現在のバリウムは「高濃度・低粘性タイプ」

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