- 投稿日:2025/05/22

■褒めるって難しい
「褒めて育てましょう」と言われても、
「どこを褒めたらいいの?」
「甘やかしにならない?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
児童精神科の現場で、子どもたちの行動や心の動きを見ていく中で、ポジティブフィードバックがもつ力を日々実感しています。
今回は、日常の中で使えるポジティブフィードバックのコツを、使い方の例を交えてお伝えします。
■ ポジティブフィードバックって何?
ポジティブフィードバックとは、
子どもの「できたこと」「頑張ったこと」「成長したところ」に目を向けて、具体的に言葉で伝えることです。
ただ「すごいね」「えらいね」と言うのではなく、
「自分から宿題始めていたね」
「妹におもちゃ貸してあげたね。優しかったよ」
といった、行動の事実に焦点をあてるのがポイントです。
ポジティブフィードバックの本質は、 子どもが「自分の行動は認められた」と実感できるようにすることです。
そのためには、曖昧な称賛よりも、観察と共感にもとづいた具体的な声かけが欠かせません。

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