- 投稿日:2025/05/25
- 更新日:2026/03/30
契約社員歴、4年。
「転職しないと、もう年収は上がらない」
「頑張っても評価されない会社は、辞めるしかない」
そう思っていた私が、正社員登用試験のチャンスを獲得、直後係長試験に合格し、年収400万円アップを成功させるまでに、考えていたことをまとめました。
少しでも参考になれば、嬉しいです。
転職3回目、企画職で契約社員として入社
前職で契約終了を告げられてしまうというこちらの経験を経て、転職活動をし、ご縁を得て、大手企業の企画部門で、コピーライター兼プロモーション企画職として入社しました。
正社員登用は、制度上は存在していましたが、時代の流れや「実際はなかなか登用されない」という風潮がありました。
給与も、前職での“試験的ポジション”の給与水準が元になってしまい、かなり低い金額からのスタートに。
私の前歴もあり試用期間を経てもなかなか状況は変わらず、気づけば4年。
仕事の内容にはとてもやりがいがありましたが、
「どうせ頑張っても正社員になれない」
「評価されても給与は上がらない」
と、同時期に契約登用で入社した同僚と、ランチで愚痴をいうのが楽しみの、クサクサする毎日を過ごしていました。
転機は、先輩のひと言
そんな日々でしたが、転機はふいに訪れました。
仕事終わりに飲みに行こうと誘ってくれたひとりの先輩が、早く正社員になりたいとクダをまいていた私に、ふと、こんなことを言ってくれたんです。
「まきちゃんさ、環境が悪いのも、今の待遇がきついのも、わかるけどさ。でもさ、それでいいの?会社の愚痴を言ってる同僚は、まきちゃんを本当に応援してるの?」
「あなたは頑張り屋で、素直で、行動力がある。何より、情が深い。そこが、いい。 仕事ができる人はたくさんいるけど、周囲を思いやれるのは才能だと思う。 一緒に仕事をすると元気が出る。会社が評価してくれないからやらない、じゃなくて、会社の評価は後からついてくるもの。4年を無駄にしたとおもうか、何かを得られたと思える結果にできたかは、まきちゃん次第だと思う。」
そのときの私には、会社に対する「貢献」のイメージはまだなかったけれど、
「見てくれている人がいる」
その事実が、とても嬉しかった。
それと同時に、
自分の努力不足を「見返りがないと動けない」と言い訳しながら、ブレーキをかけるふりしてきた自分の行動を反省しました。
単純な私は、
「この人のチームを全力で盛り上げたい!」
「私ができるすべてをやったるわ!」
と、とりあえず行動にうつすことにしました。
正社員登用を最終ゴールに短期ゴールを設定(KGI)
正社員登用というゴールが遠く感じたので、手前のゴールを決めることにしました
1、会社役員に名前を覚えてもらい、推薦してくれそうな味方にする!
2、最悪転職することになっても実績になるように、数字やトピックスのある案件に関わりまくる!
この2つに定めたことで、自分の中長期の行動目標にブレイクダウンできる状態になった気がします。
正社員登用を目指してやった7つのこと(KPI)
さらに毎日の行動に落とし込み、振り返りができるように「行動目標」を7つにきめました。私が正社員を目指して実践したこととしてまとめます。
1.「この人みたいになりたい」を決める
私の場合は、あの声をかけてくれた先輩がその人でした。
憧れの人を決めると、その人ならどうするか?と考えて行動できるようになります。
すごく不思議ですが、「あの人なら」で行動すると、自分の地のままで頑張るよりも、努力が苦ではなくなる気がします。
もし、社内にいなければ社外にそういう人を立ててもいいんじゃないかなと思います。学長のようになりたい!とか。
かつ、この「憧れの人」は定期的に増やしたり変えたりしながら、自分の対応領域を増やしていけるように行動しました。
2.とにかく案件をもらう。手を挙げる
できる・できないは関係なく、「挑戦したいです!」の姿勢で、いろんな案件に手を挙げました。
とにかく場数を踏んで、少しでも目立つ場所に名前を出してもらえるように行動しました。
3.部署や年齢を超えて人と話す・とにかく聞く
隙があれば、他部署の先輩と話す・ランチする・雑談する、自分のアイデアを見せてみたり、相手の企画書を見せてもらったり。
「いま、どんな仕事してるんですか?」「なにに注目してますか?」と聞くだけでも、半径10cmだった自分の世界が、グッと広がっていきました。
4.先輩の企画書を真似る(構成を学ぶ)
仲良くなった先輩の企画書を見せてもらい、どんな工夫があるかを分析しました。
もうなんなら、かなりパクってました!(アイデア以外は)
前段からの流れや提案のまとめ方をひたすら真似し、自分の提案に取り入れていきました。
それを、先輩に見せて「まねさせてもらいました!」「でもなんかちょっと上手くいかない感じがして」と、先輩と私の企画書の違いについて聞いて、
差分を把握するようにしていました。
5.やりたい方向性を声に出す
「○○の案件やってみたいです!」「もし何かあったら手伝わせてください」
と、やりたい方向性は何度も伝えました。
まずは裏方的な手伝いをして、「この子、動けるな」と思ってもらうところから。
手伝った相手には、その人の好きなものを差し入れしたりして
「今後、大きめ案件で人が足りないときに呼んでもらえると嬉しいです!」と、軽く一言添えるようにしていました。
少し仲良くなったり、オープンな感じの先輩には、「正社員になりたいから役員室にいけるネタが欲しいんですわ!」と野心的な姿勢も見せるようにしていました。
ここを明かすかは相手によると思っていて、
「ちょっとあの子野心的すぎ。目立ちたがってなんか嫌」と思う方もいらっしゃるので、そういう先輩相手には、淡々とお手伝いすることに集中するようにしていました。基本的には前向きにお手伝いしつつ、私のことを応援してくれるような相手かな?ということは、比較的冷静に見ていたような気がします。
6.チーム宛てのメールで存在感を出す
コンペ案件やプレゼンの当日、直接出席できないときでも
「全力で応援してます!」「提案通るように昼休みに神社行ってきます!(笑)」とかとか、応援のメッセージを、チーム関係者全員に送っていました。
表に出られなくても、内側で「応援してる人」として存在感を出せる工夫です。
ただこれは、中にはよく思ってない人もいたようですが、そういう人はハナから応援してもらえないので、、、それ以上に、こういう姿勢を買ってくれる人を味方につけてしまう方を目指しました。
7.自分のアイデアや関与を“記録に残す”
求められていなくても、定期的にポートフォリオ(案件実績シート)を、案件を棚卸して作っていました。急に「何やってる人?」と聞かれることもあり、そのチャンスを逃さないように「あ、見せてもいいですか!?」と紹介できるように常日頃から準備していました。
社長賞→正社員登用→係長昇進、そして年収400万円アップへ
この行動をはじめて1年、担当した案件で社長賞を受賞することができました。当時の上司が、何度もこの件を社長賞に入れて欲しいということを上にかけ合ってくれたと後から聞きました。
役員との面談の場で「私は正社員になりたい」と、熱意を伝えることもできました。
ただ、その年は結局タイミングの関係で叶いませんでした。
「もうここまでやったんだし、転職活動用の履歴書にかけること増えた!とかポートフォリオを分厚くできるぞ!と思えるように、あと2年だけこの姿勢でやってみよう。」
と決め、引き続き淡々と仕事して行きました。
すると翌年には正社員登用試験に推薦され、無事合格。
その翌年には係長試験の声がかかり、それにも合格し、給与レンジが一気に上がりました。
結果、マインドを変えて約2年で、契約社員時代から比べて、年収は400万円以上アップしました。

今の会社で「できること」があるかもしれない
環境に恵まれないとクサクサしてしまうことも、
環境はさておき、ゴールを決めて、そのために行動したとしても、
結局、全部全部「自分に跳ね返ってくる」ということを、
私は多くの先輩に学びました。
マインドを変えて、目標を決めることは、今日からできることなので、即効性があり、リスクも低く、効果が高いように感じます。
これはあくまで私の話ですが、実際、
「もしかしたら、まだ今の会社でできることがあるかも」
そう思って動き出してみたら、思っていたよりも世界は広がりました。本当に環境に恵まれていたと思います。
「まずは自分が変わってみよう」「できることからやってみよう」と思えたこと。そして、見てくれている人がいたこと。
それが、私の人生を、実際に大きく、変えてくれました。
もし、今いる場所で少しでも前に進みたいと思っている方がいたら、
私のこの経験が少しでもヒントになれば、心から嬉しく思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!