- 投稿日:2025/06/03

はじめまして。眼科医のEmmaです。今回、初めてノウハウ図書館に投稿させていただきます。少しでも皆さんの目の健康にお役立てできれば幸いです。
皆さんは、年に1回人間ドックを受けていますか? 健康診断で「眼底異常」を指摘されたのに、「忙しいから」「また来年でいいや」と放置していませんか?
特に、「視神経乳頭陥凹拡大」や「網膜神経線維層欠損」といった聞き慣れない言葉に、「なんだかよく分からないし」とそのままにしている方もいるかもしれません。これらは簡単に言うと、「緑内障の疑いがあります」というサインなんです。
そもそも緑内障ってどんな病気?
緑内障は、視神経が傷つき、視野が徐々に欠けていく病気です。日本では、後天失明原因の第1位となっており、特に40歳以上では20人に1人が緑内障だと言われています。
厄介なのは、初期の視野の欠けにはほとんど気づかないことです。なぜなら、両目で補い合ってしまうからです。「見えにくいな」と感じたときには、かなり進行してしまっているケースがほとんどです。

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