- 投稿日:2025/06/04

梅雨入りの6月。
しとしと降る雨、湿気を含んだ空気、そして淡く咲くアジサイ──。
そんな“静けさ”のある季節には心がゆるむような日本酒がよく似合います。
今回は、そんな6月の風景に寄り添う3本をセレクト。
アジサイ鑑賞や雨の夜の家飲みなど、シーンごとに楽しめる酒たちです。
1. セトイチ ぴいひゃら(神奈川県・瀬戸酒造店)
▶ アジサイ祭りの余韻を、やさしい酒とともに
神奈川県開成町のアジサイ祭りに足を運んだ帰り道、湿気を帯びた空気としっとりした風景の中で飲みたくなるのがこの「ぴいひゃら」。
ラベルのユニークさからフルーティ酒を想像する人も多いですが、実は落ち着いた旨みとやわらかい酸が特徴の“淡麗旨口”タイプ。
香りは控えめながら、口に含むとゆっくりと広がる旨み。
食事の味を引き立てつつ、飲み疲れもしない“地に足のついた”一本です。
▶ ペアリング例
・アジのなめろう
・冷奴(塩とネギとごま油で)
・鰹の柚子ポン酢がけ

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