- 投稿日:2025/06/12

後編では、2人目の出産と育休を経て、自分らしい働き方を模索し始めた過程についてお話しします。
「ただ復帰する」のではなく、「どう生きたいか」から働き方を考えるようになった私。
現在は、時短正社員として働きながら、自分の想いを形にするために、家計デザインアドバイザーとしての複業をスタートしています。
家計管理と向き合う中で、「フリーランスという道もあるかもしれない」と気づいたあの頃の気持ちや、そこに至るまでの背景を綴りました。
2人目出産と育休の見直し
2人目を出産したとき、私はふと立ち止まりました。
「もう、出産前と同じようには動けないかもしれない」
「また子どもが体調を崩したら、1人目のときみたいに働けるかな…?」
「“ただ復帰する”じゃなくて、“どう働きたいか”を考えなきゃ」
そんな想いが、自然と浮かんできたんです。
1人目のときは、なるべく早く復帰することばかり考えていたけど、
2人目では、少しずつ“働き方そのものを見直したい”という気持ちが芽生えていました。
ちょうどその頃は、家計管理にも本気で向き合っていた時期。
「もしかしたら、フリーランスっていう働き方もあるかも」
そんな可能性が、心の奥でぽっと灯ったんです。
思い描いたのは──
・子どもが「ただいま」と帰ってきたとき、迎えられる働き方
・自分のペースで、仕事量を調整できる働き方
・誰かの暮らしや気持ちに寄り添える働き方
“暮らしと仕事を分ける”のではなく、
“暮らしの中に仕事がある”ような、生き方をしてみたかった。
だから私は、「早く戻る」ではなく、
「備えるために、あえてゆっくり戻る」を選びました。
焦らずに、じっくりと。
育休の時間を、未来に向けた準備期間として使う。
それは、初めて“自分を大事にした選択”だったのかもしれません。

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