- 投稿日:2025/06/18
- 更新日:2025/09/29

🟩 POINT│似ているけれど、意味はちょっと違います
「または」と「もしくは」は、どちらも“選択肢”を表す言葉ですが、実は順番や意味のニュアンスが少し違います。読み手に誤解されないように使うには、「どうくくっているか」を意識することが大切です。
🟩 つなぐ順番で、意味が変わってしまうことも
行政文書や法律の世界では、ちょっとした言葉の違いが“意味の範囲”や“適用対象”を変えてしまうことがあります。「または」と「もしくは」も、そうした“誤解が起きやすい表現”のひとつです。
🟩これ、どう読む?
たとえば、こんな一文があったとします。
「AまたはBもしくはC」
😀「A or B or C ってこと?」
正確には、次のように使い分けます。
「もしくは」 👉 より小さなレベルの選択肢を並べる「または」 👉 より大きなレベルの選択肢を並べる
同じレベルの選択肢を並べる
A、B、Cがどれも同じ大きさだった場合は
A、B又はC
と書きます。(法律用語としては「又は」と書くそうです)
AとBが同じ大きさ、Cがちょっと大きかったら
A若しくはB、又はC
となります。
ちょっと難しかったですかね・・?
🟩 POINT(再確認)│“くくり方”に注目して読むのがコツ
「または」と「もしくは」は、どちらも“どれかを選ぶ”ときの言葉ですが、実はちょっと意味合いが変わります。
とくに行政文書では、「誤解が起きないように書く」ことが大切。
読み手の立場では、「この“または”は、どれをくくっているのかな?」と、意識して読むのがポイントです。
🕊 さいごに
ちょっとややこしく思えるかもしれませんが、「あ、そんな違いがあるんだ」と気づくだけで、文章の見え方が変わってきます。
あなたの「なんとなく分かるけど説明できない」モヤモヤが、少しでも晴れたらうれしいです😊
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