- 投稿日:2025/06/15

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要約
税務調査の裏側と人間ドラマを描いた伊丹十三監督の社会派エンタメ「マルサの女」の紹介。学びと面白さが詰まった必見の名作。
どんな映画?
国税局査察部(通称マルサ)に抜擢された女性調査官・板倉亮子が、巧妙に隠された脱税の真相に挑むサスペンスドラマ。監督は伊丹十三、主演は宮本信子。税金にまつわる様々な人間ドラマが面白い。
私は「お金のクリーニング屋」のくだりが特に印象的でした。発想の巧妙さや登場人物のしたたかさが垣間見えるシーンで、思わず唸ってしまいます。
どこで観られるの?
「日本映画専門チャンネル」で観られるようです。また、TSUTAYA DISCASのDVDレンタルの中に「マルサの女」がありました。私は伊丹十三監督のDVD BOXをAmazonで買いました。
名作なのに目にしないのは何故?
かつては地上波でも放送されていた伊丹十三監督作品ですが、近年では地上波や動画配信でほとんど観られません。それは作品の権利を伊丹プロダクションが一括管理し、製作資金も自社で調達するセルフファイナンス方式をとっているためです。このため、配信や放送の権利を厳格にコントロールし、視聴機会を意図的に絞る方針が続いています。結果として、地上波放送やネット配信は非常に限定的で、名作ながらも気軽に観られない状況が続いています。

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