- 投稿日:2025/06/16
- 更新日:2026/01/04
健康寿命を伸ばす——
それは「ただ長く生きる」だけでなく、「元気に自分らしく生きる時間を増やす」という意味です。
私はそのために、イオンの中を毎日のように1時間ほどウォーキングしています。
ジムでもなく、近所の公園でもなく、あえてイオン。
これには理由があります。
イオンの中は、ちょうどいい
天気に左右されず、冷暖房も完備。
季節や気候に関係なく、快適な環境で歩けるのがイオンモールの最大の魅力です。
雨の日でも、猛暑日でも、真冬でも関係ありません。
ウォーキングを習慣化するうえで、「歩けない日を作らない環境」はとても重要です。
継続こそが力になります。
また、フロアはフラットで歩きやすく、足元に段差も少ない。
トイレも休憩スペースもたくさんあります。
無理せず自分のペースで歩ける場所があるというのは、本当にありがたいことです。
イオンの中では、実にさまざまな人とすれ違います。
ベビーカーを押すお母さん、制服姿の学生、買い物帰りのお年寄り、仕事中のスタッフ。
そうした人々の動きを観察していると、自然と自分の頭の中も活性化していくのを感じます。
「今年はこの服が流行ってるのか」
「この売り場には人が多いな」
「この子、いい笑顔してるな」
こうした何気ない情報のキャッチが、脳のトレーニングになるのです。
認知機能の低下を防ぐには、新しい刺激を受けることが欠かせません。
家にこもって同じ景色だけを見ていては得られない、偶然の発見。
それがイオンウォーキングの醍醐味です。
歩きながら、ついショーウィンドウや洋服屋さんの前に立ち止まることもあります。
夏になればマネキンが半袖を着て、秋になればニットやブーツが並ぶ。
流れる音楽やディスプレイからも、「今がどんな季節なのか」が伝わってきます。
自然の中で季節を感じるのもいいですが、ショッピングモールの中でも四季はちゃんと巡っています。
「今度はこんな服を着てみたいな」
「この色、流行ってるのかな」
そんなふうに自分の感性を働かせる時間も、実は心の健康につながっています。
スーパーの果物コーナーに立ち寄ると、ふわっと甘い香りが鼻をくすぐります。
その匂いを嗅ぐだけで、昔食べた果物の味や、家族と過ごした食卓の記憶がよみがえることもあります。
五感、特に嗅覚は、脳と直結している感覚。
香りの刺激は、脳の深い部分を活性化し、記憶を呼び起こすと言われています。
たとえば、バナナの匂いで子どもの頃の朝食を思い出したり、みかんの香りでこたつの冬を思い出したり。
こうした「思い出す力」もまた、健康寿命を延ばすための大切な要素です。
もちろん、ウォーキング自体の身体への好影響も忘れてはいけません。
ウォーキングは、有酸素運動の代表的なもの。
心肺機能を高め、血行を良くし、血圧や血糖の安定に寄与します。
毎日30分〜1時間程度のウォーキングは、以下のような効果が期待されます:
• 認知症予防
• 生活習慣病(高血圧・糖尿病など)の改善
• ストレス軽減
• 睡眠の質の向上
• 腸内環境の改善
• 筋力低下の予防
特に、歩くことでふくらはぎの筋肉を動かし、「第二の心臓」とも呼ばれるポンプ機能を使うことができます。
これは全身の血流を良くし、冷えやむくみの予防にもつながります。
私にとってイオンウォーキングは、体を動かすだけの時間ではありません。
すれ違う人を見て、自分の生き方を見つめ直したり、季節の変化に気づいて人生の儚さを感じたり、果物の匂いに懐かしさを覚えたり。
それは、自分の心と対話する時間でもあります。
「最近、疲れてないか?」
「今日も一歩、進めたな」
そんな自分への問いかけが、自然と湧いてきます。
健康寿命を伸ばすというと、なんだか難しいことのように聞こえるかもしれません。
でも、特別なことをする必要はないのです。
毎日の中に、少しだけ「自分を大切にする時間」を作ればいい。
私の場合は、それが「イオンの中を歩くこと」でした。
何気ない場所で、何気ない人たちとすれ違いながら、静かに、でも確実に健康を積み上げている感覚。
この時間が、私の未来を支えてくれると信じています。
これからも、ゆっくり、自分のペースで。
今日もまた、私はイオンを歩きます。