- 投稿日:2025/07/17

◎ 志保(しほ):47歳の主婦。◎ まどか:80代の母。◎ 明(あきら):志保の夫。◎ 美緒(みお):中学1年生の娘。◎ 陽翔(はると):小学3年生の息子。◎ リベ丸:10歳の猫(茶トラ)。◎ 匠(たくみ):すでに他界している父。
「こんなにかかってたの…?」
5年前、父・匠の葬儀の請求書などの出費を見返すと、思わず声が出た。
葬儀一式、料理、返礼品、お布施……なんとなく想像はしていたけれど、
改めて「数字」として目にすると、ずっしりと現実感がのしかかってきた。
「ちゃんと見送れてよかった」
その気持ちはある。だけどやっぱり、「高かったな…」とも思った。
家族にとっては一度きりのお葬式。
慌ただしい中で進んでいく流れに、
私たちは「言われるがまま」になっていた気がする。
どんなお葬式だったのか
父・匠の葬儀は、葬儀社が保有している式場で行った仏教形式の「一般葬」でした。
親族20名に加えて、父のと親交が深かったご友人や近所の方など、一般の参列者が40名ほど。
・全体で約60名が集まり、2日で通夜と葬儀・告別式を行いました。

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