- 投稿日:2025/07/09

「獺祭(だっさい)」と聞けば、
日本酒にあまり詳しくない人でも一度は目にしたことがある名前ではないでしょうか。
スーパーや百貨店でも手に入り、海外でも愛される獺祭は、
一見すると“工業的”に造られたように思われがちです。
でも実は、その舞台裏には「徹底したデータ」と「人の力」が共存しています。
👆獺祭の「獺」はカワウソの意味なのです。
■ 山口の小さな蔵から、世界へ
獺祭を造る旭酒造は、山口県岩国市の小さな蔵から始まりました。
「美味しい日本酒をもっと多くの人に届けたい」
そんな想いから、純米大吟醸に特化し、
とことん“美味しい酒造り”にこだわってきました。
■ データを極める。でも人を信じる。
獺祭は最新の機械設備を取り入れ、温度や発酵状況を常にモニタリングしています。
どのタイミングで何度に保つか、どのくらい発酵させるか——
あらゆる工程がデータで管理され、ミスを限りなくゼロに近づけています。
ただし、それだけでは獺祭の味は生まれません。
仕込みタンクの中をのぞき、香りをかぎ、米の溶け具合を手で確かめる。
熟練の蔵人の技があってこそ、
“獺祭の味”が完成するのです。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください