• 投稿日:2025/07/16
お金は愛情の形? いいえ、境界線の話です

お金は愛情の形? いいえ、境界線の話です

  • 1
  • -
会員ID:m2m3Oz9K

会員ID:m2m3Oz9K

この記事は約4分で読めます
要約
「お金=愛情」ではなく、家族には健全な“世代間の境界線”が必要。親と祖父母の間でルールを共有することで、子どもの自立と信頼関係が育まれます。問題がない家族はなくても、賢い家族運営は可能です。

子どもにお金を渡す前に考えたい ― 「世代間の境界線」が家族の健全さを守る鍵

こんにちは。家族会議ファシリテーターで家族心理臨床家のbunkudoです。
今日は、子どもを育てる中で起きがちな「お金」をめぐる家族内のすれ違いについて、世代間の境界線という視点から考えてみたいと思います。

「そんな高価なもの、どこで手に入れたの?」——お小遣いの“秘密”が生んだ境界線の侵犯

あるご家庭でこんな出来事が起こりました。

ある日、母親が子どもの持ち物の中に、普段のお小遣いの額では到底買えないようなゲームソフトがあることに気づきました。
「まさか万引き?」と心配になり、子どもに問いただすと、「おじいちゃんがくれた」と答えました。
よくよく話を聞いてみると、祖父が内緒で繰り返しお小遣いを渡していたことがわかりました。孫も毎週のように、お金だけ受け取りに、祖父の会社に行っていることが判明しました。


この問題の背景には、祖父と父親との間に長年にわたる“没交渉”があったことが見えてきました。
実はかつて、父が進路を選ぶ際に、祖父の期待に応えられなかったという過去がありました。
その失望が消えないまま年月が流れ、祖父は「孫こそが、もう一度夢を託せる存在」として見ていたのです。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください

ノウハウ図書館でできること
  • すべての記事の閲覧

  • ブックマーク

  • いいね・レビュー

  • 記事の投稿※応援会員(有料)のみ

  • ポイントの獲得※応援会員(有料)のみ

※会員登録には、新入生会員(初月30日無料)と応援会員(有料)があります

応援会員制度とは?
さらに!
  • リベシティの他の機能やサービスもご利用いただけます詳しく見る

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

会員ID:m2m3Oz9K

投稿者情報

会員ID:m2m3Oz9K

ペンギン会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(0

まだレビューはありません