- 投稿日:2025/07/26
- 更新日:2025/09/29

夏休みや週末のお出かけ。 外食は楽しいイベントだけど、子どもの食事で困ることもありますよね。
特に悩ましいのが、「お子様ランチがないお店でどうする?」という問題。大人のメニューは量が多く、味も濃い⋯でも子ども用の選択肢がない。
栄養士として、そしてママとして、わが家で実践しているちょっとした工夫をご紹介します。
「お子様ランチがない」外食でおこりがちなこと
子どもに一人前は多すぎる
味が濃くて途中で飽きてしまう
結局、残すor食べ過ぎる
栄養バランスが気になるけど選択肢が少ない
子どもの年齢にもよりますが、一人前は多すぎることがよくあります。 お出かけで、子どもはお腹をペコペコに減らしていると、つい”たくさん食べられそう!”という気持ちになりますよね。
でも、いざ食べ始めると味が濃くて途中で飽きてしまったり、残したり、逆に食べすぎて体調を崩したりすることも。
外食すると野菜が不足しがちで、脂質・塩分・糖分が多くなる傾向があります。「満腹=栄養がたりている」ではないことを意識しておきたいですね。
栄養士ママがやっている!”とりわけ”の工夫
まず大切なのは、家族の協力。「シェア前提」でメニューを選ぶのが大切なポイントです。子どもは大人が食べている料理を欲しがることも多いですよね。最初から、”分ける”を前提に選んでおくと、迷いも減ります。
例えば、大人の定食をシェアするだけでも量・味がちょうどよくなります。定食にはスープやサラダ、小鉢がついてくることが多いので、子ども用に少しずつ取り分けやすくなります。
また、「量が多い前提」で、子どもは白ご飯だけ注文し、おかずは分けるのもおすすめ。食べる量も調整しやすく、味付けもバラけるので、バランスも良くなります。
単品が注文できるお店を選ぶことも工夫の一つです。 例えば、うどん1杯を兄弟で分け、ごはんの小盛りを注文したり、単品のトッピングだけ多めに注文することで無理のない調整ができます。
また、イベント前後の外食は、「イベントでの飲食も楽しむために、外食での注文は控えめにする」という考え方も◎です。
それでも「食べすぎた⋯」ときの調整法
「ついたべすぎたな」と感じたときは、次の食事を「リセットタイム」にしてみましょう。
野菜や汁物を中心に、内臓を休ませる食材を意識して使います。
例えば、
・具だくさんみそ汁
・サラダ
・煮物
・蒸し物(冷しゃぶ、冷奴、蒸し鶏など)
栄養バランスは1食単位ではなく、1日単位で考えるのがオススメです。
楽しむ気持ちも、子どもにとって大切な”栄養”
外食=悪いことではありません。 楽しい気持ちも”栄養”ひとつです。食べすぎた日は「お腹いっぱいになったね」でOK。気にしすぎず、次の食事で調整できれば大丈夫です。
外食は、子どもにとって特別な経験と楽しい記憶にもなります。 親が笑顔で食べる姿を見せることも、立派な食育です。無理のない範囲でできる工夫を取り入れて、夏休みを楽しみましょう!
無理なく、楽しく、子どもと一緒に外食を
お子様ランチがなくても大丈夫!”とりわけ+ちょっとした工夫”で、無理なく乗り切っていきましょう。 一番大切なのは「家族で美味しく食べる時間」です。
リモネンは他にも調理や献立に関する記事を作成しています。
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