- 投稿日:2025/08/06

「学習」は「真似る」ことから始まる
人間の行動や動作は、すべて学習によって獲得されます。たとえば「立ち上がる」という行動も、周囲の人の動作を真似しながら習得していきます。
「学ぶ」は「まねぶ(真似ぶ)」が語源とも言われるように、模倣する力が土台となるのです。
しかし、発達に特性のあるお子さんは、認知機能や模倣能力の特性により、行動の学習パターンが一般的とは異なることが多く、「誤学習」をしてしまうこともあります。
「誤学習」とは何か?
誤学習とは、本来意図していない行動を、本人が「正解」として覚えてしまうことを指します。
たとえば、保育や学童の現場でよく見られる「棚や机に登ってしまう」という行動。大人は制止や叱責で対応しますが、子どもにとってはその反応自体が“ご褒美”になっていることがあります。
なぜなら、特性のある子どもは「怒られた」「叱られた」ではなく、「反応してくれた」「関わってくれた」と認知するケースがあるからです。

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