- 投稿日:2025/08/22

はじめに
投資の話になると、必ずといっていいほど出てくる言葉があります。
「分散が大事です」
「バランスをとりましょう」
「タイミングは慎重に」
なんとなく聞いたことはあっても、「具体的にどうすればいいの?」と感じる人は多いはず。
そして厄介なのは、この3つの言葉は響きがもっともらしいため、本当の意味を理解しないまま使ってしまうことです。
その結果、「アドバイス」のはずが、知らないうちに「やらない理由」「動けない言い訳」になってしまうこともあります。
この記事では、投資初心者が混乱しがちなこの3つのキーワードを、かんたん&具体的に解説しつつ、よくある落とし穴も紹介します。
1. 分散──卵を一つのカゴに盛らない
分散とは、投資先を複数に分けてリスクを減らす方法です。
ことわざに「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。すべての卵を1つのカゴに入れると、そのカゴを落としたとき全部割れてしまいますよね。
投資も同じで、ひとつの銘柄やひとつの国、ひとつの資産に全額を集中すると、それが不調になったときダメージが大きくなります。
例えば、日本株だけを買っていて、日本の景気が大きく悪化した場合、その株は一斉に下がる可能性が高くなります。

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