- 投稿日:2025/10/26
- 更新日:2025/10/26
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要約
子どもが暗くて狭い場所を好むのは「心理的に落ち着く」から。情緒学級での実践で、癇癪が激減したり、不登校から復帰した事例も。感覚過敏への配慮や自己コントロール力を育む「安心スペース」の作り方を解説します。
こんにちは。現役小学校教員のりまつです。
私は情緒学級の担任として、直近2年で7名の児童の登校再開をサポートしてきました。
今回は、子どもたちが安心できる環境づくりについて、特に**「暗くて狭い場所」の効果**についてお話ししたいと思います。
子どもって、なぜ暗くて狭い場所が好きなの?
子どもたちを見ていると、よく暗くて狭い場所に隠れていることがありませんか?
押し入れの中、机の下、ソファの隙間...
私のクラスでも、椅子やクッションを使って秘密基地を作り、その中でタブレットをしたり本を読んだりしている子どもたちをよく見かけます。
子どもたちにとって、こうした場所は**「心理的に落ち着く」特別な空間**なのです。
暗くて狭い場所が与える安心感
暗くて狭い場所が子どもたちに与える効果は、実はとても理にかなっています:
外部からの刺激を遮断する
周りの音や光、人の動きなどの刺激が少なくなり、心が静まりやすくなります
「守られている」感覚
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