- 投稿日:2025/08/18
- 更新日:2025/10/09
こんにちは、🌸桜🌸です。
今日は「ミライロID」というアプリの活用法を、できるだけ分かりやすくまとめてみました。
「障害者手帳を毎回持ち歩くのは大変」
「割引を受けたいけど、窓口で説明するのが苦手」
そんな悩みを少し軽くしてくれるのが、この ミライロID です。
ミライロIDとは?
ミライロIDは、障害者手帳をスマートフォンに登録できるアプリです。
これを提示することで、手帳の代わりに割引やサポートを受けられます。
使える場所は年々増えていて、鉄道やバス、飛行機、映画館、公共施設など全国に広がっています。
どんな場面で使えるの?
電車・バス
・ JRや東京メトロなど多くの鉄道会社で、割引きっぷの購入時に提示可能
・ バス会社でも利用が広がっています
・ 注意点は「マイナポータル連携」が必須の会社があること
・ さらに“電池切れ”に備えて、手帳の原本を持っておくと安心です
飛行機
・ JALやANAなどで「障害者割引運賃」を利用する際に提示できます
・ 会社によって手続きが違うので、予約画面の案内をチェックしておくとスムーズです
映画館・レジャー
・ TOHOシネマズなどの大手シネコンでも利用OK
・ レジャー施設も導入が進んでいるので、出かける前にアプリ内の「使える場所」検索で確認すると安心です
役所・公共施設
・ 自治体の施設で入場料や利用料が免除・割引になるケースが増えています
・ 窓口で「ミライロIDでお願いします」と伝えるだけで手続きが簡単になります
駐車場
・ QRコード対応の駐車場では、精算機にスマホをかざすだけで割引反映
・ 車いすユーザーには特に便利な機能です
登録から利用までの流れ
1.アプリをダウンロードしてアカウントを作成(SMS認証)
2.障害者手帳を撮影して登録申請
3.3営業日ほどで審査完了(通知が届きます)
4.マイナポータルと連携すると、使える場所が一気に広がります
5.利用時は窓口でアプリ画面を提示するだけ!
もっと伝わりやすくなる工夫
・「車いすのサイズ」「静かな席を希望」など、パーソナル情報を事前登録しておくと窓口での説明が不要に
・ よく使う施設はブックマークしておくと便利
・ 提示時のひとこと例:「ミライロIDで手帳確認をお願いします。必要な配慮事項はアプリに記載しています」
🌸梅コラム🌸
梅子には、療育手帳もミライロIDアプリもすべて彼女自身に管理させています。
重度発達障害があるとはいえ、親である私が当然のように手元に置くことに強い抵抗を感じました。
「彼女の持ち物を私が管理する」というのは、一見安心のようでいて、境界線を曖昧にしてしまうことにもなります。
そこで私は、あえて彼女のスマホにミライロIDを登録し、本人に任せることを選びました。
もちろんサポートは必要ですが、「自分のものを自分で持つ」経験そのものが、彼女の自律につながると信じています。
注意したいこと
・ミライロIDは「公式デジタル手帳」ではなく、あくまで事業者が“確認方法のひとつ”として採用している仕組みです
・ 施設によっては「原本も一緒に」と求められる場合があります
・ 特に鉄道では、電池切れなどを想定して原本携帯が推奨されています
新しい動き
2025年からは「補装具管理機能」もスタート。
義肢や装具の情報をアプリで管理できる仕組みが加わり、さらに活用の幅が広がっています。
まとめ
ミライロIDは、
・ 「手帳を持ち歩く負担を減らす」
・ 「窓口でのやりとりをスムーズにする」
そんな日常の小さなストレスを和らげてくれるツールです。
ただし「原本を携帯した方が安心」という場面もあります。
それでもアプリを味方にすることで、生活はぐっと楽になります。
🌸あとがき🌸
私自身、最初は「使える場所が限られているのでは?」と思っていました。
でも実際に調べてみると、全国にどんどん導入が広がっています。
もしまだ使っていない方がいたら、一度アプリをダウンロードして試してみてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました🙇♀️
※Googleで「ミライロID」と検索してください
