- 投稿日:2025/09/04

はじめに
投資を始めると、多くの人は「どの株を買えばいいのか?」「いつ買えばいいのか?」という入り口ばかりを気にします。しかし、本当に大事なのは「出口戦略」です。投資の出口とは、いつまでに・どれくらいの資産を・どんな目的で使うか という設計のことです。もしゴールが決まっていなければ、値動きに振り回されて不安になり、他人の意見に流される投資になってしまいます。この記事では、初心者でも実践しやすい出口戦略の考え方を解説します。
出口を意識しない投資は迷走する
株を買ったあと、多くの人が悩むのは「いつ売るか?」という問題です。株価が下がれば「まだ持つべきか、損切りすべきか」と迷い、上がれば「もっと伸びるのでは? それとも今が売り時?」と悩みます。その背景には、自分の出口を決めていない という共通点があります。
目的がない投資は、どうしても値動きに一喜一憂してしまいます。反対に「老後の生活費として20年後に使う資金」「5年後に子どもの教育費にあてる」など目的を決めていれば、多少の値動きでは動じなくなります。つまり、出口を意識しているかどうかで投資の迷い方がまったく変わるのです。

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