- 投稿日:2025/08/24

「お風呂の残り湯は残しとけ」と言われて育った
私が生まれ育った宮城県は、30〜40年周期で「宮城県沖地震」が発生します。東日本大震災前もすでに前回の宮城県沖地震から33年経過。次の大地震発生確率は90%を超えていたと言われています。
前回の宮城県沖地震の経験者たちである、私の祖父母や両親は「お風呂の残り湯は残しとけ」とよく言っていました。
実際、いつも残り湯は次の日の夕方まで残っていて、お風呂を入れるときに水が入れ替えられるルーティンでした。
これは、前回の宮城県沖地震の時に断水し、トイレを流すための水だったり、生活用水として使った経験からできた習慣でした。
東北という地域柄、冬は凍結防止にお風呂に水を張ったままにするのが当たり前なので、私も大人になって実家を出てからもずっとお風呂の残り湯は残す習慣がありました。
震災を経てちょっと変化した意識
震災の時に約1ヶ月の断水生活を経験しましたが、お風呂の残り湯に対して少し意識の変化がありました。

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