- 投稿日:2025/08/24
- 更新日:2025/10/01

1. そもそも「投資信託」と「ETF」って何?
💡まずはざっくり言うと…
どちらも「プロがまとめて運用してくれる投資商品」だということは共通しています。
つまり、自分で個別株を選ばなくても、いろんな会社にバランスよく投資できる商品です。
私が初めてこのことを知ったとき、「えっ、そんな便利な仕組みがあるの?」と感動しました。
しかも1万円以下から気軽に始められるなんて、ハードルがグッと下がりますよね。
投資信託とは?
銀行や証券会社などを通して申し込むと、プロの運用会社があなたの代わりに投資してくれる商品です。
毎日1回決まったタイミングで価格(=基準価額)が決まる基本的に「注文してから買い付け」される仕組みなので、リアルタイムではない積立NISAなどでもおなじみ
たとえるなら「おまかせパック」のような存在。
運用も購入も、手間がかからずにコツコツ続けやすいのが特徴です。
ETFとは?
ETFは「上場投資信託」と呼ばれ、株と同じようにリアルタイムで価格が変動する投資商品です。
証券取引所に上場しているため、売買は株式と同じ感覚でできます。
株のようにリアルタイムで売買できる証券会社の株式取引画面から注文できる手数料が比較的安いものが多い
こちらは「自分で買うタイミングを選びたい」「ちょっと投資をコントロールしたい」という人に向いています。
私自身、最初はETFの画面を見て「株と同じ?なんか難しそう…」と感じていましたが、慣れてくると意外とシンプルです。
2. 投資信託とETFの違いを比較してみた
最初は「どっちも分散投資ができるって同じじゃないの?」と思っていた私ですが、実際に使ってみるといろいろな違いに気づきました。
一言でいえば、「自動でおまかせ」か「自分で操作」かの違いが大きいです。
使ってみた実感として…
投資信託は「とにかく簡単に始めたい人」にピッタリ。
ほぼ放置でOKなので、投資に時間や手間をかけたくない人にも向いています。私も最初の1年は投資信託オンリーでした。
一方で、ETFは「ちょっと慣れてきた人」や「売買のタイミングも見て動かしたい人」向け。
例えば「午前中に買って午後にちょっと上がったから売る」みたいな使い方もできるので、少し株式取引に近い感覚です。
3. 実際に使って感じた!投資信託とETFのリアルな違い
正直な話、私は最初に「ETFって名前からして難しそう」と思ってしまって、完全に投資信託から入りました。
NISAの積立設定も簡単だし、「これなら私にもできるかも」と思えたのがきっかけです。
ですが、投資に少しずつ慣れていくうちに、「ETFって実際どうなんだろう?」と気になり始めて、ちょっとだけ手を出してみたんです。
その結果、「なるほど、こういう違いがあるんだな〜」と、感覚的にハッキリ見えてきました。
投資信託は“おまかせ”にピッタリ
決まった日に自動で積立できる価格も自分で見に行かなくていいつみたてNISAとの相性がとても良い
とにかく“手間をかけたくない派”にはこれ以上ないくらいラクです。
私も仕事が忙しいときは「何も考えずに放っておける安心感」がありがたくて、ずっと投資信託だけ使っていました。
ETFは“少し操作したい人”向け
株みたいにタイミングを見て売買できる手数料が安い商品も多い画面上で値動きが見えるから「今買おうかな」と判断しやすい
ただし、「朝に注文→すぐ買える」という感覚は新鮮だけど、逆に“考えすぎて買えなくなる”という落とし穴もありました。
実際、私も「もう少し下がったら買おう」と思ってるうちにグングン上がって、「あの時買っておけばよかった…!」と何度思ったことか…。
それぞれの向き・不向きまとめ
つまり、「どっちが正解」というよりも、「自分に合うスタイル」が大事なんだと、今ならよくわかります。
私は、最初は投資信託だけで十分だったし、今でも積立のメインは投資信託です。でも、ETFは“ちょっと慣れてから使うスパイス”のような存在として、今ではうまく使い分けています。
4. どっちが初心者におすすめ?私の結論
結論から言うと──
初心者には、まず「投資信託」から始めるのがおすすめです。
理由はとてもシンプルで、始めやすくて、続けやすいから。
実際に私も、最初の1〜2年はずっと投資信託だけでコツコツ積立していました。
投資信託は、まさに“投資の入門編”
100円からでも始められる自動で積立できるから放っておける画面もシンプルでわかりやすい
特につみたてNISAとの相性がバツグンで、「気づいたらちょっとずつ資産が増えてる」という感覚が持てるのが嬉しいポイントです。
「お金のことが得意じゃない私でもできた」という成功体験が、すごく大きな安心感につながりました。
ETFは、慣れてきてからの“次の一歩”に
ETFにも魅力はたくさんあります。
特に、値動きのリアルさは、実際に触れてみると面白いです。
ただ、初心者のうちは「値段が毎秒動く」というだけでもちょっと緊張しますし、
「今買うべき?」「もうちょっと待つ?」みたいな迷いが出やすくなるんですよね。
私も最初はタイミングが怖くて、なかなか買えませんでした(笑)
だからこそ、ETFは“少し慣れてきたら挑戦してみる”くらいでOKです。
もし過去の自分にひと言アドバイスできるなら…
「迷ったら、まずは投資信託でいいよ」って伝えたいです。
投資って“すぐに正解を求めたくなる”けど、
続けながら学んで、少しずつ自分のスタイルが見つかるものなんだと、私は感じています。
ETFも投資信託も、どちらもすごく良いツールです。
だからこそ、焦らず“自分に合う方法”を見つけていけばいいと思います。
5. まとめ|まずは“わかる”ことから始めよう
「投資信託とETF、どっちを選べばいいの?」
──そんな疑問に、少しでも答えられていたら嬉しいです。
正直、私自身もはじめの頃は「名前が違うだけで、そんなに変わらないんじゃないの?」と思っていました。
でも、実際に使ってみて初めて、買い方の違いや向き不向きの感覚がわかってきたんです。
💡 最初は“正解を探す”よりも“慣れること”が大切
どちらを選んでも、大きな失敗にはつながりません。
それよりも、自分で調べて、考えて、選んでみた経験こそが財産になります。
そして、もし迷ったら──
「ラクに続けたい」なら、まずは投資信託から「ちょっと挑戦してみたい」なら、ETFも視野に
そんなふうに、自分のペースで選んで大丈夫です。
“わかる”が増えると、“続けたくなる”
投資は「お金の勉強」ではありますが、
私にとっては「未来の自分をちょっと大事にする行動」でもあります。
この記事を読んでくださったあなたが、
「なんだか投資がちょっと身近に感じられた」と思ってくれたなら、それだけで本当に嬉しいです。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
「投資って難しそう…」と感じていた方に、少しでも「自分にもできるかも」と思ってもらえたなら、すごく嬉しいです。
これからも、誰かの不安が少しでも軽くなるような記事を増やしていけたらと思っています。
また別の記事でも、お会いできたら嬉しいです!