- 投稿日:2025/08/30
- 更新日:2025/09/29

実家の火災保険を見直した話
先日、たまたま帰省したときに母から「火災保険の更新のお知らせが届いてるんだけど…」と手紙を見せられました。
中を見て、思わず声が出ました。
「ん??高すぎない?」
三井住○海上から届いた更新案内によると、次の5年間の更新金額は
火災保険 377,540円
地震保険 164,220円
合計 541,760円
でした。
正直、びっくり…。
地震保険については「実際には出にくい部分も多いから外してもいい」と説明して、まずは火災保険だけで考えることにしました。
一括見積もりは断念
そこで「一括見積もりサイト」を使おうとしたのですが…入力の最後に【面談希望日】の欄が。
今回は一泊二日の帰省。そんな時間はありません。
そこで頼ったのが ChatGPT。
アドバイスをもらった結果、
「大手損保(損保ジャパン・東京海上・三井住友海上など)と、県民共済やこくみん共済を比べると差がわかりやすい」
とのこと。
両親がすでに生命保険で入っている 県民共済 に決めました。
県民共済にしてみたら…
驚いたのがその保険料。
県民共済のホームページの掛金シミュレーションをやってみました。
建物保証額を今までより300万円アップして2000万円にしても、
1年で 16,000円
5年で 80,000円
なんです。
今までの火災保険(5年で約38万円)と比べると、もう比較にならないくらい安い。
驚きの保険料アップ😳
ただ、解約手続きを進める前に、念のため現在の契約証書をチェックすると…
保険料が 300,170円 ???
更新案内の金額(541,760円)と比べても20万円以上の差。
保険会社のホームページで値上げについて検索すると
最近から、築年数別で保険料が決まる仕組みが導入されたとのことでした。
実家は築57年。
この築年数が大きく影響していたのだと思います。
ちょっと不親切では?
それにしても、更新の手紙には大幅な金額変更の説明が全くなく、
小さい字の申込書(一番上の写真)と返信封筒のみ。
母に聞くと、以前は担当の方が来て説明してくれていたそうですが、その方が辞めてからは誰も来なくなったとのこと。
もし担当者が続けて来ていたら、金額も見ずにそのまま契約していたと思います。
築年数のある家は「県民共済」という選択肢も
今回の見直しで思ったのは、築年数が古い家の火災保険は、民間の大手保険会社より県民共済やこくみん共済などが安心で割安になる場合が多いということ。
もちろん条件や補償内容は人によって違いますが、
「築年数が古いから高いのは仕方ない」と思い込む前に、ぜひ共済系も比較してみるのがおすすめです。
最後に
今回はたまたま更新の手紙を渡されたのでこのような固定費の削減ができました。
正直、実家の火災保険の見直しなんて頭にありませんでした。
「保険の見直しをして50万から8万、月に9万円も余計に払わないで済んだ人がいるんだって。私もちょっと見てみようか。」
とみなさんが実家に声をかけるきっかけになれば幸いです。