• 投稿日:2025/09/05
  • 更新日:2025/11/08
奨学金の一括返済はメリットだらけ?実体験から学んだ本当の価値

奨学金の一括返済はメリットだらけ?実体験から学んだ本当の価値

さんちゃそ@リハビリ&予防知識💡

さんちゃそ@リハビリ&予防知識💡

この記事は約9分で読めます
要約
奨学金は一括返済できるなら早めにしたほうが安心です。でも実際には難しい人が多いもの。私もそのひとりでした。でも、そこから抜け出すと違う景色が広がってます! だからこそ、支出管理シートで家計を整え、リベシティのキャンペーンやチャットを活用して一歩を踏み出してみませんか?

奨学金の一括返済はメリットだらけ?実体験から学んだ本当の価値

私は2023年11月にリベシティに入会し、家計管理を始めました。
マネーフォワードで口座連携や保険の整理、格安SIMへの変更を行い、年間30万円の節約に成功しました。

その後、投資信託を売却すれば奨学金を一括返済できると気づきましたが、「現金が減る不安」や「思い入れのある投資信託を崩したくない気持ち」から踏み出せませんでした。

学長のライブで「イールドギャップ(投資利回りと借金利子の差)」を知り、「必ずしも急いで返さなくてもいいのかな」と考えたこともあります。

しかし、返済が滞り催促のはがきが届いたことが転機に!
ボーナスで返済を増やしていたのに引き落としができず、「返しているのになんでこんなに振り回されるのか」と怒りやストレスを感じたのです。

そこから「もう一括で返そう」と決意し、2025年7月28日に残り約140万円を完済しました。(稼げや祭りならぬ、返せや祭りを実行!わっしょい!!)

リベシティに入っていなかったら私は2035年まで支払い続けていたと思います。

この記事では、一括返済に至るまでの道のり、
心理的な葛藤、そして返済のメリット・デメリットをリアルにお届けします。
奨学金を返済中の方やこれから借りる方が「自分ならどう返していこうか」と考える参考になれば幸いです。

私が奨学金を一括返済するまでの背景

2023年11月にリベシティに入会し、家計管理を始めました。
マネーフォワード(MF)でお金の流れを「見える化」し、不要な口座や保険を整理、格安SIMへ切り替えたことで、年間30万円の節約に成功しました。

この節約と管理の仕組みづくりがあったからこそ、「奨学金を一括返済できる」とわかり、
返済する土台が整ったのです。

学長ライブでの学びと気づき(返済残高200万円の頃)

家計管理がようやく終わる頃には、年が明けて2024年となっていました。

この頃、奨学金の残高は約200万円ありました。

学長のライブで「イールドギャップ」という考え方を知り、試しに自分の状況で計算してみました。

奨学金の金利は 0.82%、投資信託(オルカン)の期待利回りを 5% とすると、その差は 約4.18%

残高200万円を丸ごと1年間借り続けたと仮定すると、
年間で約8.3万円の差になります。
ただし実際には、私は毎月19,600円ずつ返済していたので残高は徐々に減っていきます。
その点を考慮すると、実際の差は年間で約7.9万円ほどの差が現実的な数字でした。

正直なところ「これは大きい!」と感じました。
だからこそ「まだ一括返済しなくてもいいのでは?」という気持ちになったのです。

同時に、手元の現金が減ることへの不安や気持ちの落ち込みもありました。
なぜなら、私にとってこの投資信託(つみたてNISA)は特別なものでした。

というのも、リベを知る前に「お金を学ぶ講座」に申し込み、
9回のオンライン講座で36万円も支払って
ざっくりとしたライフプランと投資などを学び、口座開設まで行った経緯があったからです。😂
(今振り返れば、高額講座は本当にいらなかったと思います…)

また、当時は育児休暇中で、ハローワークからの支給金でやりくりしていました。
私は子どもの保育料や自分の日用品を担当していて、なんとか余ったわずかな資金をNISAに回していたのです。

だからこそ、「苦労して始めた投資信託を売却してしまうなんて…」という気持ちが強く、一括返済には踏み出せませんでした。

そんな中で学長が言った一言が胸に刺さりました。
「奨学金も借金ですよ」

私はどこかで「奨学金は借金とは違う」「学費であり未来への投資だから」と思い込んでいました。
でも、返済している以上、やはり借金。
その気づきは、後の一括返済を決意する
大きな伏線になったのです。

返済が滞ったストレスと転機

2025年3月、子どもの体調不良をきっかけに時短勤務へ切り替えたことで、収入が減少しました。

事前に試算して準備していたつもりでしたが、思うように支出をコントロールできず、奨学金の引き落としができなくなってしまいました。

数日後、届いたのは「返済の催促はがき」
毎月MFで支出管理をし、奨学金の項目が邪魔に感じるようになり、
さらに学長のライブを聞き続けてから奨学金という借金を少しでも早く減らしたくなっていたので、ボーナスでも返済していました。

それなのに、「滞納」という現実を突きつけられたのです。

「返しているのになんでこんなに振り回されるのか?」
怒りと同時に、借金に生活を支配されているストレスを強く感じました。

このとき「もう終わらせよう」と心が決まりました。

一括返済の実行(返済残高140万円)

決意した私は、残高である約140万円分の投資信託を売却し、返済遅延分の処理が確認された後に一括返済の手続きを進めました。

投資信託の売却とタイミング

売却を決断したとき、幸いにも投資信託は購入額よりもプラスで推移していました。
すべてを崩さなくても済み、売却して返済へ回すことができたのです。

ところが、そのわずか1週間後に「トランプショック」と呼ばれる相場の急落が発生。
今回はまだ小さな下落で、その後すぐに回復しましたが、

もし決心した時に、暴落があったら返済を先延ばしにしていたかもしれません。

借金を抱えたまま暴落に耐えられるか?

正直に言えば、私は耐えられないと感じました。
「借金がある状態」「相場の下落リスク」
が重なるのは、想像以上に大きな精神的負担だとトランプショックをきっかけに知ることができたからです。

この経験から、1〜5年以内に使う予定のあるお金は現金で持つべきだと強く実感しました。

一括返済を終えて感じた解放感

奨学金を完済した瞬間、心からホッとしました。
実際には住宅ローンが残っていますが、奨学金は結婚前から自分で支払い続けてきたもの。
だからこそ、「奨学金」という枷が外れた感覚が大きかったのです。

一括返済のメリット・デメリット

実際に一括返済を経験して、私が感じたことを「メリット」と「デメリット」に整理しました。

一括返済のメリット

・負債がゼロになる安心感
 毎月の引き落としに追われることもなく、心理的な重荷が消えました。

・頭と心がスッキリする
 奨学金の残高を意識せずに家計を考えられるようになり、
 日常のストレスが大きく減りました。

・自信につながる
 無理なく一括返済できたことで、
「これからも貯蓄や資産形成を進められる」という自信を持てました。

・小さなご褒美もある
 学長チャットに「一括返済できました!」
 と報告し、いいねをもらえたことも嬉しい経験でした。

・発信の材料になる
 こうして体験談を記事として残すことができ、
 同じ悩みを持つ人に役立つ記事を提供できるきっかけになりました。

一括返済のデメリット

・イールドギャップを得られない
 借金の金利と投資の利回りの差
 の利益は、一括返済すると得られません。


 ・手元の現金が減る
 「現金が目に見えて減る」
 心理的に不安になる気持ちはよくわかります。 ですが、
 実際には、純資産全体で見ると変わりません
 負債が確実に減ることで家計はスッキリし、
 長い目で見ればむしろ安心につながります。

一括返済を目指すためのヒント

奨学金を一括返済できたのは、偶然や勢いだけではありません。
日々の家計管理や環境づくりが、返済を加速させる大きな力になりました。

家計管理で加速する

格安SIMへの変更や保険の見直しなどで、年間30万円の節約ができました。
この削減分を貯蓄し返済分に回すことで、一括返済に近づくスピードが大きく上がりました。

ボーナス返済を活用する

私はボーナスが入ったときに追加返済を行いました。
「一度にまとまった金額を減らせる」というのは心理的にも前向きになれます。

地方公共団体の返還支援制度を活用する

学長のマガジンでも紹介されていましたが、地方公共団体による奨学金返還支援制度があります。
対象の地域に住んでいる場合、奨学金の一部を補助してもらえる可能性があります。

👉 詳細はこちら:地方公共団体による奨学金返還支援制度(JASSO公式)

ここに掲載されていない場合でも、お住まいの市区町村の公式サイトで「奨学金 返還支援」などと検索してみるのがおすすめです。思わぬサポート制度が見つかることもあります。

リベシティを活用する

一人で家計管理を続けるのは大変ですが、リベシティには強力なサポートがあります。

支出管理表作成キャンペーン(2025年9月)
👉 支出管理表キャンペーン

NaoさんのFPが教える!夢を叶える家計管理術チャット
👉 FPが教える!夢を叶える家計管理術チャット

こちらは定期的に開く家計管理オフ会の内容を紹介するチャットです。
支出管理表・ライフプランシートの活用方法を、全5回シリーズで解説してくださっています。

Oviceで開催してくださっているので、遠方でオフ会に参加できない方はオンラインで、Naoさんのわかりやすい解説と質問のしやすい環境に家計管理の躓きも解消できるはずです!

私も参加させていただいてますが、新たな気付きや見落としに気づけるので、定期的に開催していただけるのが本当にありがたいです。

公式サポートチャット
👉 支出管理表・ライフプラン表サポートチャット

こちらでも支出管理表・ライフプラン表での質問を丁寧に回答してくださいます!ぜひ、ご利用してみてください。

これらをうまく活用することで、「返済の土台」を整えることができます!

まとめ

奨学金は学ぶための制度ですが、返済が始まればれっきとした借金です。
私は返済が滞ったときのストレスや催促はがきに振り回され、「利益よりも安心感を優先しよう」と一括返済を決意しました。

確かにイールドギャップでは年間5万円ほどの差が出ますが、暴落リスクや精神的負担を考えると、私には耐えられませんでした。
完済した今は「奨学金という枷が外れた自由」を実感しています。

一括返済を目指すには、家計管理やボーナス返済、地方自治体の支援制度、そしてリベシティの支出管理表やライフプラン表の活用が近道です。

👉 今日からできる一歩は、支出管理表でお金の流れを見える化すること。これが未来の自由につながるはずです!

※奨学金については「返済」ではなく「返還」と呼ばれるのが一般的です。
これは、JASSOなどが社会的支援・恩返しのニュアンスを込め、借金というイメージをやわらげる意図があるとされています。

ただ、私自身は「奨学金も借金である」という学びを得たからこそ、この記事ではあえて「返済」という言葉を使わせていただきました。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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この記事のレビュー(1
  • 会員ID:JUYL356z
    会員ID:JUYL356z
    2025/09/05

    さんちゃそさん はじめまして。記事拝読致しました。 奨学金完済までの経緯やメリット・デメリットも書いてあってわかりやすかったです! 私も今年の7/28に完済できました。 書いてあったことほとんど共感できました!ありがとうございました🙇

    さんちゃそ@リハビリ&予防知識💡

    投稿者

    2025/09/05

    よーへいさん!!まさかの同じ日に完済とは!!縁を感じちゃいました🤭✨ また、同じ境遇の方にわかりやすかったと言っていただけて嬉しい限りです🥹 こちらこそ読んでくださり、レビューまで書いていただきありがとうございました🙏☺️

    さんちゃそ@リハビリ&予防知識💡

    投稿者