- 投稿日:2025/10/06
- 更新日:2026/02/10
はじめに:エフォートレス思考とは
みなさまこんにちは!
元薬剤師💊で現在FIRE生活中📚の「のり」と申します👏
私は30代前半で目標資産を達成し、
現在はLean FIRE生活をしています。
※薬剤師(→本社管理職)と薬局運営で元本を作り、インデックス投資のみで増やしました。
効率を最重視する場合、
「エフォートレス思考」が役に立ちます。
「努力を最小化して成果を最大化する」思考法です。
※書籍「エフォートレス思考」で詳しく解説されています

「重要なことを達成するために、無理無駄なく自然な方法で取り組む」ことを目指し、努力や苦労を過剰に強調するのではなく、流れるようにスムーズに達成するためのアプローチになります。
「エッセンシャル思考」の続編であり、その延長にある思考です。
エッセンシャル思考は「何を」やるかに着目しましたが、エフォートレス思考は「どのように」やるかに着目します。
時間や体力は有限であり、
エッセンシャル思考には限界があります。
重要なことを「大きな石(ビッグロック)」、時間や体力を「瓶の容量」に例えると下記イラストのようになり、いずれ「キャパオーバー」に陥ります。

このような「キャパオーバー」の状況において、エフォートレス思考が大きな効果を発揮します。
「キャパオーバー」に達した社畜には魔法のような思考法に見え、いますぐ実践したくなると思います。
しかし、
この思考法にはデメリットがあると考えました。
特に、
「車輪の再発明※」を完全否定し、忌避するような思考に至ることが危険です。
※「車輪の再発明」とは、すでに存在する技術や解決方法を再び作り直すことを指し、ネガティブに捉われやすい概念のこと
あくまで個人的な意見ですが、
あえて行う「能動的な車輪の再発明」は大いにアリだと考えています。
そして、
FIREにおいても「効率ばかり追い求めること」は非常に危険だと考えました。
今回はそのことについて解説していきます。
🔥”効率よく”FIREを目指している人
🔥エフォートレス思考について学びたい人
🌀効率を追い求め、逆に非効率になっている人
必見です👀
エフォートレス思考のデメリット
「エフォートレス思考のデメリット」を5つ挙げ、それぞれについて詳しく解説していきます。
※私の経験に基づく私見です
①深い理解が得られない
エフォートレス思考では、
既存の効率的な方法や解決策を採用することを重視します。
「TTP(徹底的にパクる)」や「苦手は人に頼る」や「AIの活用」もその手段であり、合理的で素晴らしい思考です。
しかし、
この「車輪の再発明」を完全否定するような態度は、自ら試行錯誤する機会を減らしてしまう可能性が高いと考えました。
効率を追い求めた結果、
表面的な知識に留まり、課題の本質や裏に隠れた真実を見逃してしまう可能性があります。
エフォートレス思考を採用するには、それなりの知識や経験が必要なのです。
思う存分「車輪の再発明」を経験した上でエフォートレス思考を採用することが望ましく、未熟な段階でそれを行うのは時期尚早と言えるでしょう。
②創造性を制限する
「最適な方法」が既にある場合、
自分で考えるプロセスを省略してしまうことがあります。
これにより、創造性が制限されるのです。
既存の「最適な方法」を疑い、独自の方法を模索する過程こそが新しいアイデアや発明を生むきっかけになります。
確かに「車輪の再発明」には無駄が多く、ただの時間の浪費に終わることも発生するでしょう。
効率を重視し、「捻出できた時間を創造に充てる」という選択も正解の1つだと思います。
しかし、
効率を優先しすぎることで、創造性を犠牲にしてしまうリスクがあることは確かです。
③スキルの成長を妨げる
エフォートレス思考に頼りすぎると、
自分の力で困難を乗り越える経験が少なくなります。
これによって問題解決能力や応用力といったスキルが成長しない可能性があります。
「無駄な努力」に見える経験こそが、長期的には大きな成長をもたらすことを忘れてはいけません。
メッシのような天才なら話は別ですが、残念ながらほとんどの人はメッシではない凡人なのです。
凡人が試合中に歩いて守備をサボろうものなら、ただの「無能」に成り下がります。
凡人であるならば、
才能の差を埋めるようなハードワークが必要になることを自覚すべきです。
私自身も20代の頃に管理職を経験し、932連勤のようなハードワークをこなしました。
無駄な時間も膨大にありましたが、FIRE達成に欠かせなかった経験です。
効率を追い求めることにより成長が妨げられ、逆に非効率になっている人も多いと思います。
④「価値ある失敗」の喪失
効率的な道を選ぶということは、
ある意味で「失敗を避ける」ということに他なりません。
ご存知の通り、
失敗には貴重な学びが詰まっており、成功よりも価値があります。
「無駄な努力」や「車輪の再発明」に思える行動とそれによる失敗が、実は後々役に立つ重要な経験を提供してくれることが多々あります。
「積極的に失敗すべきだ!」というスローガンを掲げても、無意識に失敗を避けてしまうのは本能的にやむを得ない話です。
「無駄な努力」や「車輪の再発明」を避けることも、失敗を避けることと同じではないでしょうか。
偉大な先人たちと同じ失敗を「あえて」経験することも重要だと考えました。
⑤説得力が無くなる
エフォートレス思考は、
社会に蔓延する「苦労しなければ価値がない」「成功は汗と涙の結果」という文化を否定し、「楽に達成する方法を見つけること」に価値があると説きます。
至極真っ当な思考であり、1つの正論です。
しかし、
それは「エアプ」と捉われることに繋がり、説得力が無くなる可能性があります。
特に部下をまとめる立場になった時、部下に「自分が経験していないこと」を指示する場面を考えると分かり易いでしょう。
私が部下だった時、
そのような説得力のない上司に憤りを覚え、徹底的に戦ってその座を奪った経験があります。
説得力がなければ「社内評論家」のような無能に成り下がってしまうということです。
「無駄な努力」や「車輪の再発明」に思える仕事でも、全てをショートカットすることは自分の首を絞めることに繋がります。
エフォートレス思考は、
決して「怠け者の怠け思考」を肯定してくれるものではありません。
前述の通り、
未熟な段階でエフォートレス思考を採用するのは時期尚早であり、基礎基本を疎かにすることは非常に危険です。
凡人であることを自覚し、基礎基本を徹底することが成功への近道だと考えました。
まとめ:車輪の再発明は無駄であるが、無駄ではない
以上、
「エフォートレス思考のデメリット」についてでした。
まとめです。
ーーーーー
はじめに:エフォートレス思考とは
→「努力を最小化して成果を最大化する」思考法
エフォートレス思考のデメリット
①深い理解が得られない
②創造性を制限する
③スキルの成長を妨げる
④「価値ある失敗」の喪失
⑤説得力が無くなる
ーーーーー
エフォートレス思考には「車輪の再発明は無駄だ」という考えが内包されており、それには一理あります。
しかし、
「車輪の再発明の過程で得られる学びや成長」を軽視すべきではありません。
効率的な方法を模索しつつ、
「あえて」遠回りを経験することも戦略の1つであり、偉大な先人たちと同じ失敗を経験することも重要です。
「無駄な努力」の中にこそ、予想外の発見や自己成長の鍵が隠されていることがあります。
つまり、
「車輪の再発明は無駄であるが、無駄ではない」ということです。
思う存分「車輪の再発明」を経験した上でエフォートレス思考を採用することが望ましく、未熟な段階でそれを行うのは時期尚早と言えるでしょう。
「TTP(徹底的にパクる)」や「苦手は人に頼る」や「AIの活用」にも闇雲に手を出すべきではなく、上手く付き合っていかなければなりません。
そして、
FIREにおいても「効率ばかり追い求めること」は非常に危険だと考えました。
特に「出世はコスパ・タイパが悪い」等の思考が非常に危険だと考えています。
目の前の快楽だけ考えて「出世はコスパ・タイパが悪い」と忌避していてはいずれ痛い目を見るでしょう。
※下記記事で詳しく解説しています
↓
「効率を追い求め、逆に非効率になっている人」 は要注意です。
本記事の内容を少しでも参考にしていただけると幸いです。
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