- 投稿日:2025/09/15
- 更新日:2025/09/18

はじめに
国民年金保険料は、経済的に厳しい状況のときには “未納” のままにしないで、「免除制度」や「学生納付特例制度」を活用することが重要です。将来の年金受給の資格を守るためにも、制度の内容をよく知って、該当するなら早めに手続きをしましょう。
1. 免除制度とは何か
免除制度は、保険料の納付が経済的に困難な人が申請して、保険料の全部または一部を免除してもらえる制度です。納付猶予制度と並び、支払えないまま未納になることを防ぐための仕組みです。申請免除と法定免除に分かれます。
2. 免除制度の種類
①法定免除:法律で定められた条件に該当する人には、所得審査なしで免除される制度。例:生活保護の「生活扶助」を受給している人、障害基礎年金(2級以上)を受給している人、特定の療養施設で療養中の人など。
②申請免除(一般免除等):所得が一定以下であること等の審査を受け、本人・配偶者・世帯主の所得を基に、「全額免除」「4分の3免除」「半額免除」「4分の1免除」のいずれかが認められることがあります。 なお、学生は申請免除を申請することはできません。次の学生納付特例制度を申請しましょう。

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