- 投稿日:2025/09/17

この記事は約5分で読めます
要約
「先生、しつこいと学校来なくなっちゃうよ」繊細な子の一言にハッとしました。時計が読めない子に何度も教えて苦しめていた私。でも半年後「今はわからなくていいよ」と伝えて待ったら、自然に理解できるように。脳の成熟には個人差があり、無理強いは「勉強嫌い」を生むだけ。待つ勇気が大切です
こんにちは、現役小学校教員の【のりまつ】です。 不登校支援に力を注ぎ、直近2年間で7名のお子さんの登校再開をサポートしました。
今日は、ある子どもの一言で 私の指導法が大きく変わったお話をします。
「先生、そんなやり方だと 他の子に嫌われちゃうから気をつけて。 学校が嫌になって、来なくなっちゃうよ」
学校への拒否感が強い子が 私に教えてくれた、衝撃的な気づきです。
自分では「熱心に教えている」つもりだった
私は他の子に算数を教えていました。
「ほら、ここをこうして...」
「もう一回やってみよう!」
「ここ大事だから、もう一度!」
熱心に、丁寧に指導していたつもりです。
でも、隣で見ていた子が 心配そうに私を見つめて言いました。
「先生、しつこいと嫌われるよ」
そして、続けて言った言葉に 私はハッとしました。
「学校が嫌になって、来なくなっちゃうよ」
まさに、私が一番避けたかったことを 子どもに指摘されたんです。
学習には「待つ」ことが必要な理由

続きは、リベシティにログインしてからお読みください