- 投稿日:2025/12/28
初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回はジョエル・グリーンブラット著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』2006年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:ジョエル・グリーンブラット
個人パートナーシップの投資会社であるゴッサム・キャピタル社の創設者。ペンシルベニア大学ウォートン校でMBA(経営学修士)を、また同大学でBS(理学士)を修得している。
情報提供を目的としたものであって、売買の推奨を目的としたものではない。ご注意を!
私個人として「魔法の公式」は推奨しない。
✅ 「魔法の公式」は収益性と割安性を組み合わせた投資法である。
✅ 成功の鍵は短期の上下に惑わされず長期で続けること。
✅ 規律を守る仕組みこそが投資家を勝利に導く。
いくらかのお金を貯めるにも相当な自制心が必要になる。
結局のところ、いくら稼ごうとも、いくら他人から受け取ろうとも、そのお金を消費する対象を見つけることは極めて容易であり、またそうすればすぐに報いを得られるのである。
ジョエル・グリーンブラット著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』
株式投資を始めたいが、どの銘柄を選ぶべきか分からない。
多くの初心者がこの悩みに直面する。
そこで本書は、難しい理論ではなく「魔法の公式」という2つの指標を用い、優良企業を割安に買う方法を示す。
長期投資の基本を学びたい人に最適。
「良い会社を安く買いましょう」というもので、アメリカンジョークがしこたまつめ込まれた初心者向け投資本。
ぶっちゃけるなら、私自身も完全に理解できていない(笑)
個人的にベンチャーには投資しないため、ROEやPBR、PERといったシンプルな指標と配当利回りといったいくつかの指標で良いと思う。
EBITもネット上と本書に書かれていることに微妙なずれを感じたし、スクリーニング(絞り込みやふるい分け)機能のサイトがあるわけでもない。
それが答えだと思う。
とはいえ、読み物や株式に対しての考え方は参考になる投資本である。
『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』
不確かな世界で進んでいくには明確な根拠がある。
おそらく洗練された投資家には単純すぎると思われるであろうが、そこに至る一歩一歩に理由があるのである。
ジョエル・グリーンブラット著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』
魔法の公式の基本を知る
即行動は考えなしで行うものではない。
「ルールのないまま個別株を選ぶのは、燃えるマッチを持ってダイナマイト工場を走り回るようなものだ。生き残るかもしれないが、あなたはそれでもバカだ」
ジョエル・グリーンブラット著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』
⇒ シンプルな2軸で市場を攻略。
⇒ 割安性と収益性を数値化する。
魔法の公式の魅力は、驚くほどシンプルな仕組みにある。
一つ目は「収益率が高い銘柄を購入する」こと。
二つ目は「割安な銘柄を購入する」ことである。
その指標として、「収益利回り」と「資本利益率」という2つの数値を軸に、株式市場に潜む“取りこぼされた優良企業”を見つけるというもの。
収益利回り(Earnings Yield) は、株価に対して企業がどれだけ利益を生んでいるかを示す。
①収益利回り (Earnings Yield)=EBIT(税引き前営業利益)÷企業価値
企業価値(EV)=時価総額+有利子負債ー現預金
有利子負債を引くんじゃないの?と考えるかもしれないが、EVは会社を丸ごと買う場合の金額なので、会社が持っている負債も返す必要があるため手持ちのキャッシュで引き算するのだ。
数字が高いほど割安で、利益を効率よく手にできる可能性が高い。
資本利益率(Return on Capital) は、企業が保有する資本をどれだけ効率よく利益に変えているかを測る指標だ。
②資本利益率 (Return on Capital)= EBIT÷(正味固定資産+運転資本)
日本でしばしば「資本利益率」と訳されるROE(自己資本利益率)は、この公式で用いられるReturn on Capitalとは異なるので注意!
EBITは「利払前・税引前利益」を指し、企業が本業の事業活動によって生み出した利益から、支払利息と法人税を除いた指標。
特に、借入が多い企業や創業間もないベンチャー企業の収益力を評価する際にも使われる。
似たような単語でEBITDA(利息・税金・減価償却費控除前利益)もある。
まぁ、色々と考えられて思いつかれているものである(笑)
公式の根幹は「良い会社を安く買う」という投資の王道をデータ化した点にある。
この2つを組み合わせれば、「安くて、しかもお金を生み出す力が強い会社」が浮かび上がる。
多くの投資家は一方の指標だけに注目しがちだが、両面を同時に見ることで、成長力と安全性のバランスを保ちながら投資先を選べると語る。
優れた企業を割引価格で取得することがたくさんのお金を稼ぐ秘訣である。
ジョエル・グリーンブラット著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』
❶収益利回り (Earnings Yield)=EBIT(税引き前営業利益)÷企業価値
❷資本利益率 (Return on Capital)= EBIT÷(正味固定資産+運転資本)
魔法の公式の具体的な銘柄選定方法は…。
①上記2つの指標で全銘柄をそれぞれランキング(順位付け)する。
②各銘柄の「収益利回り順位」と「資本利益率順位」を合計。
③合計順位の低い(=両方の指標で上位の)銘柄を選定し、投資対象とする。
というものだ。

ベンジャミン・グレアム著『賢明なる投資家 財務諸表編』
似たような目安として、ミックス係数という割安株を見極めるものもある。
PBR1.2×PER15=18のように、数値が低い企業は、株価が資産価値や利益水準に比べてまだ適正に評価されていない可能性がある。
グレアムは22.5以下を割安の目安とした。
(ただ、アメリカ株の目安なので、日本株はその半分11.5とも‥‥。)
ただし、PBR0.4×PER40でも16になる。
決して、1つのモノサシに頼るな。
知っておくべき注意点
見た目で良し悪しがわかるなら収穫する必要はなくなる。(たぶん…。)
いかなる結果であろうと最低でも3~5年の間はこの過程を続けることに専念しなければならないということを覚えておいてほしい。
さもなければ、読者は魔法の公式がその機能を発揮する機会を得る前にやめてしまうことになるだろう。
ジョエル・グリーンブラット著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』
⇒ リスクと忍耐を理解せよ。
⇒ 感情を排し、システムを信じる。
⇒ 繰り返す。決して、1つのモノサシに頼るな。
魔法の公式は「万能」ではない。
市場全体が下落するときや、特定の業種に不安が広がるときは、公式を使っても一時的に損失を被ることがある。
しかし、これは投資において避けられないリスクだ。
どんなに優れた戦略でも、感情に振り回されては意味がない。
ましてや、AI技術やインターネット取引でより高速化している。
重要なのは、短期の結果で戦略を疑わないこと。
歴史的データでも、公式を愚直に守った投資家ほど長期的に高いリターンを得ている。
急激に株価が一時的に下落すると、人は恐怖に駆られて売却したくなる。
しかし、公式の強みは「明確なルールがある」ことにある。
買うタイミングも、売る基準も、最初に決めたルールに従えばいいという考えだ。
市場の騒音を無視し、システムを信じて継続できる人が、最終的に市場平均を上回るリターンを得るのだ。
冷静さを保つために、取引回数や売買金額のルールをあらかじめ紙に書き出しておくのも効果的だ。
あくまで勝率を上げるための要素として考えたほうが良い。
つまり、有用な指標だが、企業の財務状態を完全に表現できるわけではない。
シンプルな戦略とは自分の頭の中の道理にかなったものでなければならない。
う~ん…。私の実力不足だね…。
まとめ
✅ 「魔法の公式」は収益性と割安性を組み合わせた投資法である。
✅ 成功の鍵は短期の上下に惑わされず長期で続けること。
✅ 規律を守る仕組みこそが投資家を勝利に導く。
魔法の公式やその裏にある原理を用いることは、読者にとって最も良い投資代替案のひとつであり続けるであろうと私は確信している。
ジョエル・グリーンブラット著『株デビューする前に知っておくべき「魔法の公式」』
⇒ 投資は知識よりも継続の力に宿る。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆
