- 投稿日:2025/09/22
- 更新日:2025/10/02

皆さん、こんにちは。こんばんは!
ゆうきです。😊
部活で汗を流した後や
体育の授業で思いっきり走った後
なんだか気分がスッキリして
悩んでいたことがちっぽけに感じた…
なんて経験、ありませんか?
「運動は体に良い」とはよく聞くけれど
なぜ私たちの「心」にまで影響を与えるのでしょうか?
実はその裏側では、私たちの脳内で
驚くべき化学変化が起きていたのです。
今回は、最新の科学的研究を基に
運動が私たちの心と体に
どんなメリットをもたらすのか
そして、気をつけるべきことはないのか
その秘密を徹底解説していきます!
Part 1:
気分が上がる魔法の正体!
脳内で起きる“ハッピー革命”
運動をすると気分が良くなるのは
決して「気のせい」ではありません。
科学的に証明された
脳内の“ハッピー物質”が大きく関係しています。
運動を始めると、私たちの脳は
エンドルフィンやセロトニンといった
神経伝達物質を放出します。
エンドルフィン:
「脳内麻薬」とも呼ばれ痛みを和らげ
幸福感をもたらします。
セロトニン:
気分を安定させ、安心感を与えることから
「幸せホルモン」として知られています。
これらの物質が放出されることで
運動後には不安が和らぎ気分が改善することが
多くの研究で示されています。
長時間走り続けると
苦しさを通り越して気分が高揚してくる
「ランナーズ・ハイ」。
これは長年
エンドルフィンによるものだと考えられて
きましたが
最近の研究ではエンドカンナビノイド
という物質が大きく関わっていることが
分かってきました。
この物質も脳内で作られ
多幸感をもたらす効果があり
運動によってその分泌が活性化されるのです。
つまり、運動は脳にとって
自ら作り出す最高の“ご褒美”をプレゼントする行為なんですね!
Part 2:
「ストレスホルモンが減る」はホント?
ちょっと意外な真実
「運動はストレスホルモン(コルチゾール)
の分泌を抑える」という話を聞いたことが
あるかもしれません。
しかし、これは少し注意が必要な表現です。
実は、急な運動やキツいトレーニングは
体にとって一種の“ストレス”です。
そのため、運動の直後には
むしろストレスホルモンである
コルチゾールの分泌量は一時的に増加する
ことが多いのです。
では、なぜ運動がストレスに良いと言われるのでしょうか?
その答えは「ストレスへの“慣れ”」にあります。
習慣的に運動を続けている人は
運動以外の本当のストレス
(例えば、試験のプレッシャーや人間関係の悩みなど)
に直面した時の
コルチゾールの反応が穏やかになる
ことが分かっています。
つまり運動はコルチゾールを単純に
「抑制する」のではなく
ストレスに対する体の反応を上手に「調整」し
ストレスに強い心身を作ってくれるのです。
これは大きな違いなので、ぜひ覚えておいてくださいね!
まとめ:未来の自分への最高のプレゼント
いかがでしたでしょうか?
今回は、運動が私たちの心と体に与える影響を
科学的な視点から深掘りしました。
【今日のポイント】
運動は、脳内でエンドルフィンやセロトニン
といったホルモンを分泌させ、気分を上げてくれる。
ストレスホルモン(コルチゾール)は
単純に「減る」のではなく
ストレスへの反応が「調整」され、打たれ強くなる。
まずは、通学の時に一駅手前で降りて歩いてみる
好きな音楽に合わせて5分だけ踊ってみる。
そんな小さな一歩から
脳内の革命を始めてみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。😊
また次回の記事でお会いしましょう!
出典リスト
U.S. Department of Health and Human Services. (2018). Physical Activity Guidelines for Americans, 2nd edition.
Basso, J. C., & Suzuki, W. A. (2017). The Effects of Acute Exercise on Mood, Cognition, Neurophysiology, and Neurochemical Pathways: A Review. Neural Plasticity, 2017, 3360537.
Sirotiak, T., et al. (2023). The effect of acute exercise on circulating endocannabinoids and mood in healthy adults: a systematic review and meta-analysis. PLOS ONE, 18(10), e0291845.
Childs, E., & de Wit, H. (2014). Regular exercise is associated with emotional resilience to acute stress in healthy adults. Frontiers in Physiology, 5, 161.
NHS. (2022). Benefits of exercise. NHS.UK.
Reid, H., et al. (2021). Is walking and cycling associated with all-cause, cardiovascular and cancer mortality risk? A systematic review and meta-analysis. British Journal of Sports Medicine, 55(24), 1438-1447.
Makepeace, R., et al. (2024). The effect of acute physical exercise on affect and verbal memory. PLOS ONE, 19(8), e0308373.
43.5sUse Arrow Up and Arrow Down to select a turn, Enter to jump to it, and Escape to return to the chat.AIツールや運動、心理学
の記事を書くことが多い私ですが
皆様へツールを使った
時短、運動・心理学観点から
身体・心の健康を願って書かせていただいてます。
今まで書いて記事も
皆さんへ参考になる記事が盛りだくさんだと自負してます。
ぜひ読んでいただき
自身に合ったものがあれば活用していってください✨
長々と読んでいただきありがとうございました。
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