- 投稿日:2025/09/26

この記事は約6分で読めます
要約
TOB(株式公開買付)とMBO(経営陣による買収)の仕組みや違いを初心者向けに解説。投資家が知っておくべき基礎知識をわかりやすくまとめました。
はじめに
株式投資を始めると、ニュースや新聞の経済欄で「TOB(株式公開買付け)」という言葉を目にすることがあります。さらに「MBO(マネジメント・バイアウト)」という関連する用語も登場します。しかし、株式投資を始めたばかりの人にとっては、どちらも専門的で難しそうに感じられるかもしれません。
そこで今回は、TOBとMBOの基本的な仕組みや意味を、できるだけわかりやすく解説していきます。株式投資をする上でこれらの知識を理解しておくと、ニュースの見方や投資判断の参考になります。
1. TOB(株式公開買付け)とは?
TOBとは「Take Over Bid」の略で、日本語では「株式公開買付け」と呼ばれます。簡単に言えば、ある会社が特定の企業の株式を市場外で広く公開的に買い集める仕組みのことです。
通常、株式は証券取引所を通じて売買されます。しかし、ある会社が特定の企業の株を大量に取得しようとすると、市場で買い集めるのは難しい場合があります。なぜなら、急に大量の株を市場で買おうとすると株価が急騰してしまい、想定以上の資金が必要になってしまうからです。

続きは、リベシティにログインしてからお読みください