- 投稿日:2025/10/12
肩こり解消! 整形外科医が教える はじめのストレッチ2選
こんにちは!整形外科医のほねラッパーです。
今回は、肩こりに悩む人にまず取り入れてほしいストレッチを2つ紹介します。
「何から始めたらいいかわからない…」
そんな方でも今日からすぐできるストレッチです💡
① 僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチ
僧帽筋は、首から背中の上部に広がる大きな筋肉。
肩こりの原因としてよく知られています。
やり方:
右側を伸ばす時は、右手を腰に当てて左手で頭の右側を押さえる(写真1)
首を左にゆっくり倒して30秒キープ(写真2)
反対側も同じように行う
👉 首の横が伸びる感覚を意識しましょう。
呼吸を止めずに、リラックスして行うのがポイントです。
② 肩甲挙筋(けんこうきょきん)のストレッチ
肩甲挙筋は、首の後ろから肩甲骨の上にかけて位置する筋肉です。
こちらも肩こりに深く関係しています。
やり方:
両手を頭の後ろで組む(写真3)
右側を伸ばすときは顔を「左斜め下」に向け、左手を主体にして頭を倒す(写真4)
30秒キープ
反対側も同じように
👉 首の後ろ〜肩甲骨の上あたりが伸びていればOKです。
いつやるのがいい?
・デスクワークの合間(デスクワークで筋肉が固まりやすい)
・お風呂上がり(入浴後で温まっていて、筋肉を伸ばしやすい)
などにストレッチを行うのがおすすめです。
継続することで、首から肩のハリが和らぎます。
このストレッチを行って症状が悪化する方、腕や手にしびれが出る方は無理に行わないでくださいね。
まとめ
肩こり解消の第一歩は「首・肩の柔軟性アップ」です。
僧帽筋&肩甲挙筋のストレッチをセットで行うと効果的。
無理のない範囲で30秒のストレッチを習慣にしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後も肩こり解消に役立つような記事をアップしていく予定です。
参考書籍:船橋整形外科方式 肩と肘のリハビリテーション
文光堂 2019年