• 投稿日:2025/10/13
  • 更新日:2025/10/14
【2025年新制度】育児時短就業給付金について解説します!

【2025年新制度】育児時短就業給付金について解説します!

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さんちゃん@柔道整復師

さんちゃん@柔道整復師

この記事は約4分で読めます
要約
2025年(令和7年)に始まった新しい制度、 「育児時短就業給付金」 について なるべくわかりやすく説明します!

みなさんこんにちは!
0歳の育児に追われている新米パパ、さんちゃんです。

本日は、育児時短就業給付金という制度について
なるべくわかりやすく説明させていただきます。

厚生労働省のページがこちらになりますので、
より詳しく確認したい方はこちらからご確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001395102.pdf

育児時短就業給付金とは?

ひとことで言うと、

「赤ちゃんがまだ小さいから、フルタイム(1日8時間)は大変…。
だから短い時間で働くことにした!」

という人を応援するお金です💰

例えば父親や母親が育休から職場に戻るとき、
「9時〜18時勤務を、9時〜16時勤務にしたい」
と考えたとします。

このとき、働く時間が減る分
お給料も減ってしまいますよね。

その「減った分の一部」を、
ハローワーク(雇用保険)から貰える!!

それが 育児時短就業給付金 です。

どんな人がもらえるの?

条件を整理すると、次のようになります👇

・子供の年齢
 2歳未満の子供がいる方

・育休実績
 育児休暇取得実績がある、または
 直近2年以内に1年以上、一定時間以上働いた実績がある

・働く時間
 会社と合意して時短勤務で働いている

つまり、育休を終えて復帰した父親・母親が、
短時間で働いているとき にもらえるお金なんです。

どのくらいの時間ならOK?

「短時間勤務」って
どのくらい短ければいいの?と思いますよね。

これは会社ごとにルールがありますが、
たとえば「1日6時間勤務」や「週30時間勤務」など、
もとより少ない時間 であればOKです。

⚠️注意⚠️
「20時間未満しか働かない」場合は、原則対象外になることも。
ただし、「今は短いけど、将来20時間以上に戻す予定」が
会社で決まっていればOKです。

どのくらいもらえるの?

ここが一番気になるポイントですね!

基本の考え方

その月のお給料 × 10% がもらえます。

ただし、お給料があまり下がっていない人は、
10%より少なくなります。

具体例

①フルタイムで月30万、時短勤務で月20万の場合
 20万円×10%=2万円が支給。

②フルタイムで月30万、時短勤務で月28万の場合
 28万円×約6%=約1.8万(調整あり)支給。

この制度は給料が下がった人ほど
大きいサポートを受けることができる制度になります。

どれくらいの期間もらえるの?

この給付金は、子供が2歳になるまで貰うことができます。

ただし、産休・育休・介護休業を取る月は除かれたり、
別の子で時短勤務を始めるとリセットされることがあります。

支給はまとめてもらうのではなく、
「毎月 or 数ヶ月ごと」に申請して受け取る形です。

申請の流れ

制度を使うには、ちゃんとした手続きが必要です。
その手続の流れを、いくつかのステップに分けて説明します。

ステップ1:会社に相談

まずは「時短勤務にしたい」と
職場に伝えましょう。

会社の“時短勤務制度”を使うことが
前提になります。

ステップ2:ハローワークに届け出

会社が「この人は時短勤務を始めました」と
ハローワークに届け出ます。
その際に、あなたの賃金データも同時に提出されます。

ステップ3:給付金の申請

本人または会社を通じてハローワークに申請します。

必要な書類は、
・給与明細(賃金証明)
・タイムカード(勤務時間の証明)
・母子健康手帳のコピー(子どもの確認)など。

ほかに必要な書類などは最寄りのハローワークで
ご確認ください。

ステップ4:定期的に再申請

時短勤務が続いている間、定期的に申請します。
(通常2か月毎が多い)

注意してほしいポイント!

せっかくの制度も、間違えるともらえません😣
よくある注意点をまとめました!
①申請期限
 最初の月から4ヶ月以内に申請が必要
②勤務形態
 会社が正式に時短勤務と認めないとNG
③上限
 給与+給付金が約47万円を超えると減額
④最低額
 給付金の計算額が2,411円未満はNG

まとめ

対象
 2歳未満の子供を育てる雇用保険加入者
給付金額
 時短給与の10%(上限、調整あり)
期間
 子供が2歳になるまで
申請
 会社+ハローワークで行う

ポイント
 給与が減った人ほどサポートが大きい

ひとこと

この制度は、2025年から始まった
最新の育児支援制度になります。

子どもが小さい時期は、保育園の送り迎えや体調不良で
どうしてもフルタイムが難しいことがありますよね。

でも、「時短で働く=損する」じゃなくて、
ちゃんと国がサポートしてくれる仕組みがある。
それを知っているだけでもとても心強くなりますよね。

この記事が誰かの役に立つことをお祈りいたします。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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さんちゃん@柔道整復師

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