• 投稿日:2025/10/24
  • 更新日:2025/10/25
【初心者向け】スプレッドシートの関数を解説します〜SUM・SUMIF〜【練習問題付】

【初心者向け】スプレッドシートの関数を解説します〜SUM・SUMIF〜【練習問題付】

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ハムすけ🐹オン秘書×スプシ作成・改善

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この記事は約9分で読めます
要約
スプレッドシートを使いこなそう! SUM・SUMIF関数をやさしく解説🐹 「手入力の足し算」から卒業! SUMとSUMIFを覚えれば、家計簿も売上表も自動でまとまります📊 今日から「足す作業」がぐっとラクになります💪 まずは練習問題だけでも解いてみてください👍️

この記事ではスプレッドシートで(以下、スプシ)使える
基本的な関数を紹介していきます!

💭「スプシって何🤔?」という人や

💭「関数を勉強したい✏️」という人に向けて

基本的な関数からちょっと難しい関数まで解説していきます

今回のテーマは

SUM関数・SUMIF関数

です


📖練習問題

👇️以下のリンクをクリックしてファイルをコピーしてください

📊SUM・SUMIIF関数

まずは練習問題に取り組んでみてください

📖問題は全部で4つあります

4つ全て答えることができたら今回の関数は理解できていると思いますのでこれ以降の記事は読む必要がないかもしれません😁


目次に戻って他の気になる記事をご覧ください!

↓こちらの記事がスプシのトリセツの目次(まとめ記事)になります👍️

【保存版】スプシのトリセツ〜見て・触って・覚える!初心者のためのスプレッドシート練習帳付〜【目次】


4つ全て答えることができなかった人は、解説を読んでみて学習してください✏️

最後にはもう一度確認問題もありますのでインプットだけではなくアウトプットもしっかりして学習を定着させていきましょう


💭 どんな関数🤔?(役割・構文)

SUM関数:指定した範囲の数値をすべて合計します

=SUM(数値1, 数値2, …)

または

=SUM(範囲)


SUMIF関数:条件に合う行だけを合計します

=SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)

「範囲=判定する列」
「条件=判定ルール」
「合計範囲=足し算する列」
※専門用語の補足:
 範囲=数式で指定するセルのまとまり、条件=評価ルール


💻 よくある実務例(家計簿)

✅️月の総支出を出す(SUM)
支出金額がB2:B31にある場合

=SUM(B2:B31)

可変行でも一括で合計
シンプルで強力です💪

✅️食費だけ合計する(SUMIF)
カテゴリがA列、金額がB列

=SUMIF(A2:A31,"食費",B2:B31)

「食費」に一致する行だけを合計します

✅️1,000円以上の支出だけ合計(比較演算子)

=SUMIF(B2:B31,">=1000")

合計範囲を省略した場合は 範囲 自体が合計対象になります
(範囲=B2:B31)

✅️特定日付の支出を合計(文字列条件)
日付列C、金額列Bで、2025/10/01分だけ

=SUMIF(C2:C31,DATE(2025,10,1),B2:B31)

DATE関数
(指定した年月日を日付にする関数)を使うと、形式ブレを防げます
→練習問題の中ではTEXT関数を使用した例を紹介しています1.png2.pngもう少し詳しくそれぞれの関数を解説していきます

✴️ SUM関数

💭何ができる?(目的と構文)

スプレッドシートの「足し算の王様」といえば、やっぱり SUM関数(サム関数)!
手動入力で =B2+B3+B4+B5 と1つずつ足していたら、行が増えるたびに修正が大変…
そんな手間を一瞬で片づけるのが SUM関数

これだけで、指定したセルの中身をすべて合計してくれます


💻 実務での使いどころ(家計簿で例えると)

たとえば家計簿の「支出」欄毎日の出費をB列に入力しているなら、月末にその合計を出したくなりますよね
そのときはこう入力👇

=SUM(B2:B31)

これでB2からB31までの支出を自動で合計!1行追加しても範囲内なら自動反映されるので、「+」でつなぐ式よりずっとスマートです🐹💡


⭐ 使いこなしポイント

1️⃣ 複数の範囲も合計できる

=SUM(B2:B10, D2:D10)

と書けば、離れた列もまとめて合計できます 集計用のシートを作るときに便利!

2️⃣ 空白や文字は自動スキップ
B列に数字と文字が混ざっていても、数字だけを足してくれます とはいえ、見た目が数字でも「文字列」として保存されていると合計されないので注意🐹⚠️

3️⃣ オートSUMを使えばワンクリック
ツールバーの「Σ」マーク(オートSUM)をクリックすれば、範囲を自動判定して =SUM(…) がサッと挿入されます
「関数がまだこわい💦」という方も、まずはここから慣れてみましょう3.png

🌀 つまずきやすい点

合計が0のまま動かない!
→ 金額が「文字列」になっている可能性あり
修正方法:数値形式に変える or =VALUE(B2) で変換

トリセツスクショ〜SUM~.png範囲がズレて合計漏れ
たとえば、上の表で考えてみると
交通費と合計の間に新しく行を追加したとします
→範囲外に行が追加されてもB2:B5 のままだと、追加分が含まれません
SUMの範囲を設定し直すか日用品と交通費の間に行を追加するなど
少し工夫手間が必要です

💬 おまけ(関連関数・豆知識)

AVERAGE関数:平均を出したいときに活躍(構文は =AVERAGE(範囲))
MAX/MIN関数:最大値・最小値を求めたいときにセットで覚えると便利
SUBTOTAL関数:フィルタで絞り込んだ後、表示行だけ合計する上位互換

SUM関数は、家計簿の第一歩にぴったり🐹✨
「どのセルを足すか」を範囲で指定できること、 そして一度作れば
毎月データを追加しても自動で追従してくれるのが強みです

これをマスターすれば、もう「電卓で合計」は卒業!
次は、条件をつけて「食費だけ合計」する SUMIF関数 に挑戦してみましょう💪


✴️ SUMIF関数

💭 何ができる?(目的と構文)

「合計は出せたけど、“食費だけ”の合計を出したいんだよね…」
→そんなとき登場するのが SUMIF(サムイフ)関数
これは「条件に合う行だけ合計する」ための関数です

構文はこちら👇

=SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)

範囲:どの列を見て判定するか(例:カテゴリ列)

条件:どんな条件で絞るか(例:"食費")

合計範囲:実際に足し算する列(例:金額列)

つまり、「A列が“食費”なら、その行のB列を足してね」 という命令になります🐹💬


💻 家計簿での実例

家計簿の表がこんな感じだとします👇5.pngこのとき「食費だけ合計したい!」なら6.png

=SUMIF(A2:A5,"食費",B2:B5)

と入力します
結果は 2,180円

ポイントは "食費" のように条件をダブルクォーテーションで囲むこと
→(文字列だからです)
もし条件を別セル(D2)に書いてあるなら7.png

=SUMIF(A2:A5,D2,B2:B5)

のように セル参照 にもできます
これならセルD2に「食費」「交際費」と入力するだけで自動切り替えできちゃう💡


⭐ 使いこなしポイント

1️⃣ 数値条件もOK
「1,000円以上だけ合計」なら

=SUMIF(B2:B5,">=1000")

のように、比較演算子(>=、<=など)を文字列で書くのがコツ


2️⃣ コピー時は絶対参照に
範囲を $A$2:$A$5、$B$2:$B$5 のように固定しておけば、
右や下にコピーしてもズレません
※専門用語:絶対参照=$を付けて動かないようにする


3️⃣ 部分一致も可能(ワイルドカード)
"*食費*" と書けば「外食(食費)」のような一部一致もOK
「文字の中に“食費”が入っているか」を柔軟に探せます8.png

🌀 つまずきやすい点

合計が違う…?
→ 範囲 と 合計範囲 の行数がズレていませんか?
A2:A5 と B2:B5 のように、行数を必ず合わせるのが基本です

条件のスペースや全角文字
→ 「食費」と「食 費」では別物余分な空白・全角半角の違いに注意⚠️9.png

💬 おまけ(関連関数・豆知識)

SUMIFS関数:条件を2つ以上にしたいときに使う進化版(「食費かつ10月」など)

COUNTIF関数:合計ではなく「件数を数える」バージョン

AVERAGEIF関数:条件付きで平均を出せる仲間関数です

SUMIF関数を覚えると、 「全部の合計」から「条件つきの合計」へと一歩レベルアップできます🐹✨
家計簿のカテゴリ集計はもちろん、売上や経費の内訳分析にも応用できる万能関数

📖確認問題

📊SUM・SUMIIF関数(確認用)

インプットしたものが理解できているか、アウトプットして確かめましょう♪


💡まとめ

今回は「📊SUM関数・SUMIF関数」について解説しました
家計簿や売上表など、どんな表でも「合計を出す」場面は必ずあります
ここを押さえれば、もう電卓いらずです🐹💪

✅️今回のポイント

SUM関数は「指定範囲の数値をすべて合計」する基本の関数
 → 手入力の + 足し算より正確で、行を増やしても自動対応✨

SUMIF関数は「条件に合う行だけ合計」できる進化版
 → 「カテゴリが食費」「月が10月」など、1条件で絞れる

条件を文字列で書くときは必ずダブルクォーテーションで囲む
(例:"食費"、">=1000")
 → 比較演算子を使うときも必ず " " で囲む

範囲はズレないように
 → 判定範囲と合計範囲は同じ行数で。コピー時は $ で固定🐹🔒

ワイルドカード * や ? も使える
 → "*ポイント*" のように部分一致検索もできる


おわりに:お願い🙏

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これからもスプシの関数や便利な情報について記事を投稿していき、少しでもスプシへのハードルを下げていきたいと思っています✨️

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【保存版】スプシのトリセツ〜見て・触って・覚える!初心者のためのスプレッドシート練習帳付〜【目次】

随時、更新していきます♪

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