- 投稿日:2025/11/03
- 更新日:2025/11/14
1. 最強万能調味料「いしる」とは?
いしるは、石川県・能登半島で古くから作られている伝統的な魚醤(ぎょしょう)です。イワシやイカなどの魚介類を食塩と一緒に漬け込み、1年以上発酵・熟成させてできる調味料で、特有の旨味とコクが特徴です✨
✅ 旨みがとても強く、和・洋・中すべての料理に合う!
✅ 家庭の料理が一気に「お店の味」に!
✅ 家族からは「店より美味い!」「店に行く必要ないね。」と言われるほど!
✅ 保存料・化学調味料不使用で体にも優しく、安心・安全!
まさに「✨簡単・美味しい・健康的✨」の三拍子そろった最強の万能調味料です!
なお、「いしり」や「よしる」と呼ぶこともあります。お味も、メーカーによって様々です。

農林水産省
(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/0146/index.html)
2. いしるの味のイメージ
味は「醤油と塩の間」に近く、そこに魚介の旨味がプラスされたようなイメージです。麺つゆの濃いバージョンというか、ラーメンの返しの濃いバージョンというか。何とも表現が難しいですが、✨✨旨みの塊✨✨です。
麺つゆで味付けをすると、何となく「麺つゆの味」になりがちですよね💦「これは麺つゆで煮てるな。」「麺つゆ炒めでしょ?!」とバレることもありますね💦
しかし、いしるは、その料理の味と旨みを引き出す役目なので、料理の全面にいしるの味が出てくることはありません。その料理に、「旨み」を絶妙にプラスする役目です。この✨✨絶妙な旨み✨✨がまさに、「料亭の味」になります。
3. いしるの使い方2パターン
❶ いしるを使ったレシピで料理する
炒めもの、パスタ、煮物、炊き込みごはん、からあげなど、専用レシピはたくさんあります。これらのレシピは、少しずつ紹介していけたらなとおもっています。今日はひとまず写真での紹介📷🍳

❷ いつもの料理に「ちょろり」〜“ちょい足し”で使う
いつもの料理に、「ちょろり」と数滴垂らすだけで、抜群に味が決まるのです!!!これは本当に不思議!👀
何か味がぼやける、イマイチ味がきまらない、味見しずぎてよくわからなくなった…💦という時には、いしるを✨ちょろり✨一発で味がきまります!
✅ 炒め物に:香りがごちそう!旨みが爆発!💥💥💥
✅ 和え物に:コクと旨みが爆発!💥💥💥
✅ パスタやごはんものに:炭水化物との相性抜群!旨みが爆発!💥💥💥
✅ 煮込みものや出汁に:深いコクと旨みが爆発!💥💥💥
4. いしるを上手に使うコツ
塩味が強いので、少量で十分です。塩分量は醤油の倍。醤油と同じ感覚では使わないでください。小さじより小さなさじを使うと、入れすぎを防止できます。
いつもの料理に足すときは、ちょろり〜小さじ1/2杯
で十分です。
5. おすすめ「いしる」
わたくしが愛用しているいしるは、ヤマサ商事さんの「いしる」と「よしる」です。お味が抜群なことはもちろん、比較的安価で、1本500mlという容量も使いやすいです。
✅ いしる・・・イカを漬け込んだもの。イカの香りがするが、調理するとコクと旨みに変わる。炭水化物やタンパク質、特徴的な味付け(トマト味、デミグラス味、エスニック味など)との相性が良い。我が家では、パスタや炊き込みご飯、煮込み料理、炒め物で大活躍!!
✅ よしる・・・イワシをつけこんだもの。出汁や繊細な味付けと相性が良い。我が家では、だし巻き卵、茶碗蒸し、和え物、鍋で大活躍!!

いしるは、ネットで買うのがおすすめです。首都圏のスーパーでは、見たことがありません。最近は、「いしるだし」というものを時々見かけるようになってきましたが、いしるを原料に加工した麺つゆや白だしのようなもので、いしるとは🙅♀️別物🙅♀️です。
楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングで買えます。1本500円ほどです。
いしるは、能登半島地震の際には甚大な被害を受け、しばらくは出荷停止の状態が続いていました。いしるを漬けていた樽が津波や建物崩壊の被害に遭ったそうです。生産者さんの血のにじむご努力で、最近ようやく安定供給ができるようになってきました。購入が被災地の応援につながります。
6. まとめ:いしるで「家庭料理が一段上の味」に
「いしる」は、ほんのひと手間で料理の格を上げる最強万能調味料です。
毎日の食卓に取り入れれば、簡単に満足感のあるごはんが手軽に作れます。
キッチンに一本常備して、あなたの“隠し味”にしてみてください!