- 投稿日:2025/11/07
- 更新日:2025/11/07
実家じまいの体験談を発信しているfujiです。
😭「相続した土地、タダでもいいから、早く手放したい」
😭「固定資産税を払うのも、草取りをするのも、もううんざり!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
実は今年、夫が相続した土地が売れました✨
売れずに所有していた期間は、なんと20年。
急に売れたきっかけは──
☝️自治体の「空き地バンク」に登録したこと。
登録してから、ほんとにあっという間に売れたんです😳
そして、もっとびっくりしたのはそのあと。
もう私たちの土地ではないのに、「買いたい」という連絡が、なんと5件も!
買い主さんが整地しただけで、20年間、誰も見向きもしなかった場所が、
一気に人気の土地に変わりました。
同じように土地の管理や売却に悩んでいる方の小さなヒントになれば嬉しいです。
20年間、まったく売れなかった田舎の土地
夫が相続したのは、田舎の土地です。
地元の不動産屋さんにお願いしていましたが、20年間、一度も問い合わせがありませんでした。
正直、やる気のない不動産屋さんでした…😭
田舎では、昔からのお付き合いもあって、「他に頼む」という選択肢が取りづらいんですよね。
「タダでもいいから手放したい」と相談しても、
「そんなことされたら、周辺の地価が下がるからやめて」と断られてしまいました。
ダメ元で登録した「空き地バンク」
そんなときに見つけたのが、自治体の「空き家・空き地バンク」です。
※この記事では、わかりやすく「空き地バンク」と書きます。
登録料は無料。いくつか条件はありましたが、申請も思ったより簡単でした。
正直、「どうせ誰も見ないだろうな」と思っていましたが…
数週間後──
買い手が現れます✨✨
市場より安かったことが購入の決め手になったそうです。
空き地バンクとは
その名の通り、「売りたい・貸したい人」と「買いたい・借りたい人」をマッチングさせる情報提供サービスです。
「空き家・空き地バンク」という名称の自治体が多く、「空き家バンク」とだけよんでいるところもあります。
民間企業が運営しているものもありますが、この記事では自治体が運営する空き地バンクについて書いています。
仕組みは自治体によって多少違いますが、目的は「地域の活性化」です。
☘️ 民間の不動産業者と違う点は、主に2つあります。
🔸 営利目的ではないため、積極的な宣伝は行わない
🔸 売買の媒介はせず、提携の不動産会社などに引き継ぐ
そして何より大きいのが自治体のホームページで紹介される安心感。
何か保証があるわけではありませんが、安心してやりとりできる雰囲気があります。
自治体の担当者もとても親身で、「地域のために、なんとかこの土地を活用したい」と熱意を持って対応してくださいました。
空き地バンクを活用する際のメリットと注意点
私が感じたメリットと注意点を簡単にまとめます。
🌿 売る側(所有者)のメリット
🔸 無料で情報を掲載できる自治体が多い。
🔸 不動産会社が手を出しにくい(資産価値が低め、立地がイマイチな)物件でも掲載できる。
🏠 買う側のメリット
🔸 自治体が運営しているため、信頼して検討しやすい
🔸 補助金が出るケースもある
⚠️ 注意点
🔸 自治体によって登録件数や閲覧数に差がある
🔸 登録してもすぐに売れるとは限らない
☝️うちのようにすぐ売れるケースばかりではありませんが、「誰にも見てもらえない土地」が、「誰かの目に留まる場所」に載るというのは、それだけで大きな一歩だと思います。
土地も見た目が超重要!「見た目」が変わると、人の気持ちも変わる
不思議なことが起こったのは、引き渡しのあとでした。
なんと、「買いたい」という問い合わせが5件も来たんです。もう私たちの土地ではないのに、です。
☘️理由はひとつ☘️
買い主さんが家を建てるために整地したから。
たったそれだけで、だれも見向きもしなかった土地が、みんなが欲しくなるような魅力的な土地に変身したというわけです。
〜fujiの多分こうなんじゃないか劇場〜
(どこかで聞いたような…)



土地を売りたければ、見た目を整えることはかなり効果がありそうです。
土地も人間も「こぎれいさ」は大事です。
土地の見た目を保つのは、想像以上に大変!
「土地は見た目がきれいなほうが売れやすい」というのはわかりました。
でも、空き地を何年もこぎれいに管理し続けるのは本当に大変です。
土地は放っておくと、あっという間に雑草だらけ。私は長年、空き家になった実家を管理していたので、雑草の怖さはよく知っています。
一雨ごとに伸びて、半年放置すれば、こうなります。
実際、不法投棄をされたり、近所の方に迷惑をかけてしまうことも。
ですから、不要な土地は負動産になる前に、できるだけ早く売りましょう。何も手を打たないと大変なことになります。
↓不要な土地を持ち続けた末路はこちら↓
【実家じまい】起きたこと全部書く。 トラブル、出費、家族の話、墓じまい…
あなたのお悩みの土地が、②だとしたら、もったいないですよね。工夫次第で売れる可能性もありそうです。
🔸 草取りをしてこぎれいにする
🔸 物が置いてある場合は撤去する
🔸 掲載写真は天気のいい日に撮る
これだけでも「見え方」が全然違います。
簡単ではないことはよくわかります。でも、負動産を手放すチャンスを逃さないよう、ぜひ、試してみてください。
まとめ
以上が私の体験談です。
うまくいくケースばかりではないでしょう。でも、何も手を打たない状態が続くのは、本当につらいものです。
もし今、「どうせ売れない」と諦めている土地があるなら、
☘️ まずは自治体の空き地バンクを覗いてみてください。
☘️ それから、草刈りなどの小さな手入れをもう一度見直してみましょう。
意外と、あなたの土地にも“ご縁”が待っているかもしれません。この記事が何かお役に立てたら嬉しいです。
🌸 よかったら、ご自身の体験談など、コメントいただけると嬉しいです。