- 投稿日:2025/11/26
- 更新日:2025/11/26
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要約
深く考えることと、難しく考えることは似ているようでいて、思考の進め方はまったく違います。深く考えるとは、物事の本質に近づくために“整理しながら掘ること”。難しく考えるとは、情報を増やして自分を混乱させること。この記事では、両者の違いと深く考えるための実践方法を紹介します。
深く考えることと、難しく考えることは違う
考える時間をしっかり取っているはずなのに、なぜか頭が重くなる。
考えれば考えるほど複雑さが増し、核心に触れるどころか遠ざかっていく。
そんな経験をしたことがある人は多いと思います。
その背景には、「深く考える」と「難しく考える」を同じものとして扱ってしまう習慣があります。
見た目はよく似ていても、この二つは向いている方向がまったく違います。
深く考えるというのは、余計なものを静かに外していきながら、
物事の中心に向かって近づいていく動きです。
一方で難しく考えるというのは、考えるほど思考の負荷が増え、
条件や情報が次々に積み上がっていく動きです。
前者は、掘り進めるにつれてすっきりしていく。
後者は、掘れば掘るほど視界が曇っていく。
深く考えたいのにうまく深まらないとき、
実際には「難しさ」のほうに足を取られてしまっていることが多いのです。
深さとは複雑さの先にあるものではありません。
複雑さをそぎ落としながら進んだ先に、自然と姿を見せるものです。
だからこそ、この二つの違いを知ることが、深く考えるための最初の一歩になります。
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