- 投稿日:2025/12/01
※この記事では2025年11月中旬にリリースされた「Gemini 3 」の特徴について解説しています。
Geminiそのものの特徴について知りたい方はコチラの記事をご覧ください。
最強AI「Gemini 3」爆誕
Gemini 3は各項目で世界最高水準の性能
Gemini 3は、現在公開されている生成AIの中でも世界最高クラスの性能 を誇ります。
生成AIの実力を客観的に測るための「ベンチマークテスト」というものが存在します。
「文章理解」「推論力」「コード生成」「マルチモーダル処理」など、多数の項目が点数化され、性能比較に欠かせない指標としてAI業界では重視されています。

細かなテスト内容は割愛しますが、Gemini 3は主要ベンチマークの多くで首位を獲得!
ChatGPTをはじめとした競合AIを抑えて、文句無しに「世界最強AI」と言える存在になりました。
Gemini 3の使い方
Gemini 3を利用するには、まずいつものGeminiを開きましょう。
Geminiはモデル(モード)を選ぶことができ、「思考モード(3 Pro 搭載)」を選択すると、Gemini 3が利用可能になります。
あとは普段と同じように、チャット欄へ指示や質問を送ればOKです。
さらに嬉しいポイントとして、この「思考モード(3 Pro 搭載)」は無料ユーザーでも1日3回まで利用可能。
さすがはGoogle、太っ腹😆
Gemini 3の特徴
Gemini 3は多くの魅力がありますが、その中から、「これだけ抑えておけばOK❗️」という特徴を、3つに絞ってお伝えします。
特徴①:「処理速度」が"2.5"時代の2倍に
Gemini 3は、膨大なデータ処理や複雑な問題に対しても、従来よりはるかに高速で回答を生成します。
専門的な技術解説は省きますが、
これまで利用されてきた「Gemini 2.5」と比べて、およそ2倍のスピードでタスクを処理できるのが大きな進化ポイントです。
文章生成・データ解析・画像処理など、あらゆる操作がサクサク進むため、作業効率が目に見えて向上します🤩
特徴②:「思考力、推論力」が大幅に向上
Gemini 3は性能テストのあらゆる項目で他の生成AIを大きく引き離し、圧倒的な実力を示しています。
特に 複雑な課題の分解 や 複数ステップの推論 といった高度な思考能力において、他モデルを寄せ付けないレベルのパフォーマンスを発揮します。
細かな数値や専門データは割愛しますが、
2025年11月時点で利用できる生成AIの中では、総合力でトップと言える存在。
まさに「現時点で最強のAI」と評価して差し支えない性能です。
特徴③:「デザインセンス」で他のAIを圧倒
今回のアップデートで特に大きく進化したのが、デザイン面のクオリティです。
以前の Gemini では、Webサイトやゲーム画面のデザインを生成できるものの、どこか「AIっぽさ」や不自然さが残るケースがありました。
しかし Gemini 3 では、この弱点が大幅に改善され、
デザイナーが作ったような自然で洗練されたデザインを生成できるようになりました。
さらにコーディングデザインだけでなく、
「Nano Banana Pro」による図解生成能力も大きく進化。
構造図・ワークフロー・デザイン案などを、実用レベルでそのまま資料に使える品質で出力してくれます。
これらのデザイン力は、現状では他のどのAIも再現できない、Gemini 3だけの強みと言えます。
「Gemini 3」vs「ChatGPT 5.1」
🙍♂️「結局、Gemini と ChatGPT はどっちがいいの?」
多くの人が抱くこの疑問に答えるべく、今回は 3つの比較テスト を実施しました。
それでは、各比較項目を個別に見ていきましょう❗
比較項目①:難問に対する処理速度
最初の検証では、東大数学の過去問を解かせてみます。
問題のスクリーンショットと、以下のプロンプトを入力して、回答までの時間と正答率を確認してみます。
この問題を解いてください。解説ではなく、大学の試験問題に解答するように、模範解答を作成してください。
入力したプロンプト
【Geminiの結果】
↑Gemini、見事に正解を出せました❗️
【ChatGPTの結果】
↑ChatGPTも同じく正解できました❗️
どちらも正解を出せましたが、ここで注目すべきは「回答時間」です。
・ChatGPT:2分53秒
・Gemini:1分7秒
なんとGeminiはChatGPTの半分以下の時間で回答を導くことができました😳
やはり、複雑な問題に対する高速処理はGeminiが得意なようですね💡
比較項目②:プロンプトへの忠実性
「指示した内容をどれだけ正確に守れるか」をプロンプトの忠実性や追従性と呼びます。
例えば、
・関西弁で話して
・140字で投稿文を作って
・箇条書きは3つだけ
といった細かな条件をきっちり守れるかどうかがポイントになります。
今回は、次のプロンプトを使用して両AIの忠実性を比較しました。
「AI 面白い」というテーマでXのポスト文を140字ちょうどで作ってください。
入力したプロンプト
【Geminiの結果】

↑Geminiは146字で字余りとなってしまいました💦
【ChatGPTの結果】

↑ChatGPTは140字ちょうどで生成してくれました❗️❗️
ハッシュタグも考えてくれて、Xに対する理解が深そうです🤔
Geminiは多くの場面で優秀ですが、こういった「文字数ぴったりの文章生成」では、ChatGPTの方が一枚上手のようです💡
比較項目③:デザインセンス
Gemini 3ので大きく進化したデザインセンスについても比較してみました。
以下のプロンプトを入力して、生成されたWebサイトのデザインを見比べていきます。
AIの面白さを伝えるおしゃれなWebサイトを作って
入力したプロンプト
【Geminiの結果】
↑メインビジュアルには星がアニメーションで散りばめており、スタイリッシュで世界観のあるデザインに仕上がっています😍
↑ページをスクロールすると、なんと「プロンプトを入力するとその場で回答が生成されるUI」が埋め込まれていました😳
(これ、どうやるの!?笑)
【ChatGPTの結果】
↑メインビジュアルは情報量が多く、ややメッセージ性が散らばって見える印象です。
↑スクロールすると、AIが作ったようなカチッとした堅めのデザインになっています。
デザインは好みが分かれる部分ではありますが、表現の柔らかさ、世界観の作り込み、UIの工夫といった点で、今回はGeminiに軍配が上がると感じました😊
【総評】総合力最強はGemini❗️
今回の3つの比較テストでは、Geminiが素晴らしいパフォーマンスを発揮し、総合力ではChatGPTを上回っていると実感しました。
さらにGeminiには、
Googleサービスとの協力な連携
Nano Banana Proによる高品質な画像、図解生成
といった独自の武器があります。
これらの要素を総合すると、現時点Geminiは文句無しのトップクラスAIと言えるでしょう。
Geminiの便利機能についてはコチラの記事で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください♪
Gemini 3はここまでできる!【活用事例3選】
「Geminiすげーーーーー」と思っていただいた(?)ところで、Gemini 3の活用事例を3つご紹介します。
活用事例①:Nano Bananaで資料作成
Geminiの画像生成機能「Nano Banana」も進化を遂げ、「Nano Banana Pro」になりました❗️
最大の特徴は「日本語の文字化けがかなり少ない」ことです。
これまでの画像生成AIは、日本語の細かい文字を描写すると崩れがちでしたが、Nano Banana Proではこの弱点が見事に克服され、実用レベルの資料作成に耐えられる品質になりました。
今回は例として、
「学資保険を解約したいけれど、夫ブロックで話が進まない時の説明資料」を作ってみましょう。
ポイントは、
・なぜ貯蓄型保険がいけないのか
・なぜ貯蓄型保険を解約しても問題ないのか
・我が家のケースに実際に当てはめてみる
これらを踏まえて、Geminiに以下のプロンプトを入力し、Nano Banana Proで図解を生成してもらいます。
夫に解約を理論的に説明するための図解資料を作りたい。我が家では学資保険ではなく掛け捨ての生命保険と投資信託に分けて備えることが大切だと伝えたい。100万円を学資保険に入れても15年後には115万円程度にしかならない。一方で、オルカンに投資したら15年後には100万円が約200万円にまで増えている可能性が高い。これを比較して視覚的に見せたい。以上の内容で、分かりやすくて見やすい図解を画像生成してください。
入力したプロンプト ※リターンの数字は仮
出力結果は、、、
↑必要な情報が整理された分かりやすい図解を作成してくれました❗️
ここに、
・子どもの年齢
・家計の現状
・具体的な保険料・返戻金
・目標としている貯蓄額
などを追加していくと、説得力のある資料があっという間に完成します。
「うまく説明できない…」と悩む場面では、ぜひ Nano Banana Proの図解生成を活用してみてください♪
活用事例②:ゲーム制作
Geminiの高度なデザインセンスとコーディング能力は「ゲーム制作」でも大活躍します。
簡単なプロンプト(指示文)で"いい感じ"のゲームを作ってもらいましょう♪
赤いパンツを履いた二足歩行の筋骨隆々なライオンが主人公の横スクロールアクションゲームを作って。画風はイマドキのおしゃれな感じで。ゲームシステムは凝らずにシンプル、レトロゲームくらいの内容でいいです。
入力したプロンプト
↑ゲームを作るときは「Canvas」をオンにしましょう。
↑障害物や敵が出てくる横スクロールアクションゲームができました😳
赤いパンツを履いたマッチョライオンの再現度もいい感じですね笑
今回は簡単な指示内容だったのでシンプルな機能やデザインですが、ここから修正指示を出してブラッシュアップしていくこともできます❗️
活用事例③:Web制作
デザインセンスとコーディング能力はゲーム以外にも「Web制作」で役に立ちます。
先ほど作ったゲームの販売ページを作ってみましょう。
先ほどのチャットに続けて、以下の指示を出します。
では、このゲームの販売をしたいので、ランディングページを作成して。ページのビジュアルは、ゲームの世界観を意識して。
入力したプロンプト

↑ゲームの世界観やキャラクターをそのままに、販売ページを作ってくれました。
これもまた簡単な指示内容で作ったので、Geminiと壁打ちをしながらブラッシュアップしてみてください❗️
まとめ
Gemini 3は、スピード・思考力・デザイン力の全部が一気にパワーアップした「化け物級のAI」です。
さらにGoogle連携やNano Banana Proの図解生成など、使えば使うほど「これ便利すぎ!」と実感できます。
仕事でも副業でもプライベートでも大活躍するので、一度触れたらもう手放せません。
ぜひ実力を体感してみてください!
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