- 投稿日:2025/11/28
はじめに
日本酒の銘柄は覚えづらい……そう感じてしまう人にぴったりなのが、“あいうえお順で覚える方法”。
今回はその マ行編(ま・み・む・め・も)。
それぞれ味の特徴がはっきりしていて、五者五様の個性が楽しめるラインナップです🍶✨
覚え方としても、飲み比べとしても楽しい内容になっています。
ま:真澄(長野)
真澄は“整っている酒”という表現がぴったり。
澄んだ香り、優しい旨み、柔らかな酸のバランスが美しく、飲み疲れしない完成度の高い味わいが魅力です。
冷酒でも常温でも破綻しない懐の深さがあり、日本酒初心者から玄人まで幅広く支持される一本。
ペアリング:
・だし巻き卵
・湯豆腐
・白身魚の塩焼き😌
み:みむろ杉(奈良)
みむろ杉は“香りの綺麗さ”と“ジューシーな旨み”が印象的。
米の甘さと酸が溶け合う透明感のある味わいで、最初の一口から華やかに広がる香りが心地よく、余韻はスッと消える軽やかなキレを持っています。
香り系が好きな人、フルーティーな酒質が好みの人に相性抜群。
ペアリング:
・カルパッチョ
・チーズ
・天ぷら🥗
む:陸奥八仙(青森)
“む”はもちろん陸奥(むつ)八仙。
華やかさ・ジューシーさ・軽快さを兼ね備えた、今の日本酒シーンを象徴する一本。
香りは白桃やリンゴを思わせるフルーティーさがあり、甘旨の厚みが口の中にふくらみながら、後味は八仙らしいスッキリしたキレで締まります。
ペアリング:
・焼き鳥(塩・タレ両方)
・アジフライ
・スパイシー系🔥
め:明鏡止水(長野)
名前のとおり“澄みきった水面”のように清らかで落ち着いた酒。
派手さはないのに、飲むほどに品のある旨みと香りがじんわり広がり、和食との相性が非常に高いのが特徴。
雑味がなく、透明感のある酒質なので、毎日飲みたくなる穏やかな美味しさがあります。
ペアリング:
・煮物(根菜・里芋)
・焼き魚
・冷奴😌
も:森嶋(茨城)
森嶋は“キレの美しさ”と“シャープな酸”が魅力。
果実味を感じる香りと、透明感のある味わい、後半にかけてスッと伸びる酸の余韻が心地よく、現代的な酒質の代表格ともいえる一本。
旨みはあるのにスパッと切れるので、料理との相性の幅が広いのもポイント。
ペアリング:
・レモンを添えた唐揚げ
・白身魚のフライ
・サバの塩焼き🔥
まとめ
“ま・み・む・め・も”の5本は、名前も覚えやすく、それぞれの個性がくっきりしています✨
真澄のバランス、みむろ杉の華やかさ、陸奥八仙のジューシーさ、明鏡止水の静けさ、森嶋のキレ——並べて飲めば、味の世界が一気に広がります。
日本酒を楽しく覚えるなら、この五本はまさに最適な組み合わせです😌🍶