- 投稿日:2025/11/30
- 更新日:2025/12/02
【はじめに】
こんにちは✨️ 週末は実家に帰省し、「やっぱりおばあちゃんのご飯がいちばん美味しいな〜💭」としみじみ感じているステラです🌟
家族の通信費を見直すことになったきっかけは、わたしの最愛のおばあちゃんからの一言でした。
👵「docomo高すぎて、年金だけだと厳しいのよね。」
今までお金に全く興味がなかった家族が、通信費の高さに困っている──これはチャンス!!と思い、「docomo」→「日本通信SIM」への乗り換え手続きを進めることにしました。
【結論:固定費12,200円削減に成功✨️】
結論、祖母と弟の2人分の通信費が、月15,000円から月2,800円まで下がりました。月あたり12,200円の固定費削減に成功したことになります。やったことはシンプルで、次の6ステップを人数分くり返しただけです。
〈乗り換え6ステップ〉
① 名義を揃える
② SIMロック解除
③ ワンストップ or ツーストップを決める
④ 日本通信SIM申し込み
⑤ 回線切り替え
⑥ APN設定
順番に、具体的な手順を解説していきます!
【① 名義の確認と整理】
通信名義とは、携帯電話などの通信サービス契約の「契約者」のことです。原則として「名義」と「実際の利用者」は一致している必要がありますが、家族の代表者として、最大5回線まで名義をまとめることができます。
日本通信SIMを利用する場合、乗り換え前後で名義が一致していることが必須です。名義の確認と整理は、まず家族が現在使っている通信キャリア側で行いましょう。わたしの場合は、docomoで名義変更などの手続きを行いました。
また、通信名義だけでなく「支払い名義」も一致している必要があるため、あわせて確認しておくと安心です。
【② SIMフリーか確認・SIMロックの解除】
家族が使用している端末が2021年10月以前に購入したものの場合、SIMロックがかかっている可能性があります。SIMロック端末とは、契約した通信キャリア(docomo、au、ソフトバンクなど)のSIMカード以外は使えないように制限がかかっているスマートフォンのことです。
SIMロック解除方法は、「現在利用中の通信キャリア名+SIMロック解除」などで検索すると確認できます。docomoの場合は、次のいずれかで解除することが可能です。
・My docomo
・電話
・店舗
【③ 乗り換え方法を決める】
乗り換え方法は2種類あります。
ワンストップ方式:MNP予約番号が不要
ツーストップ方式:MNP予約番号が必要
それぞれメリット・デメリットがあるため、自分や家族の状況に合わせて選びましょう。
わたしはツーストップ方式で乗り換えを行いました。理由は、家族が My docomo にログインするための4桁の暗証番号を覚えていなかったこと、端末が古く動作が重くて操作しづらかったことの2点です。
手間はかかりましたが、自分のPCからじっくり操作できたほうが、結果的には楽だと感じました。
【④ 日本通信SIMに申し込み】
日本通信SIMの公式サイトにアクセスし、申し込みを行います。氏名、住所、選択するプラン、SIM、支払い方法などの情報を入力していきます。一発で手続きを完了させるためにも、入力内容に誤りがないか、しっかり確認することをおすすめします。申し込みが完了すると、自動返信メールが届きます。
◆eSIMとSIMカードの選択
eSIM:スマートフォン本体に組み込まれた、物理カード不要のSIM
SIMカード:従来の物理カードタイプのSIM
使用しているスマートフォンがeSIMに対応しているか確認し、非対応であればSIMカードを選びましょう。
◆手続きを行う端末について
ワンストップ方式の場合は、使用中のスマートフォンでWi-Fiを切った状態で手続きを進めることで、乗り換え前の通信キャリアに自動でログインできます。
ツーストップ方式の場合は、PC・スマートフォンのどちらでも構いませんが、MNP予約番号などの入力ミスに注意して進めましょう。
【⑤ 回線の切り替え】
回線の切り替えは、最短で2〜3営業日程度で可能です。
eSIM:住所確認コードと切り替え手順の用紙が郵送で届く
SIMカード:SIMカードと一緒にスタートアップ書類が同封されている
それぞれ、手順が分かりやすく記載されていますので、内容を確認しながら1人ずつ確実に進めていきましょう。
ツーストップ方式の場合、有効期限の前日までに切り替え手続きを行わないと、自動で回線が切り替わることがあります。期日ギリギリではトラブルの元なので、早めに手続きを進めるのがおすすめです。
【⑥ APNを設定】
APNとは「Access Point Name(アクセスポイント名)」の略で、
スマートフォンが携帯電話会社のネットワークを経由してインターネットに接続するための「接続先」を示す情報です。イメージは、インターネットの住所。APNの設定方法も、切り替え手順の用紙やスタートアップ書類に記載されていますので、案内どおりに入力すればOKです。
もし手続きの途中で不明点が出てきた場合は、メールに記載されているお問い合わせフォームのURLから状況を送ると、丁寧な返信が届くので安心です🥰
【わたしが実際につまずいたポイント】
◆ docomoの店舗に3回も訪問した話
そもそも、家族が My docomo にログインする際に必要な4桁の暗証番号を誰も覚えていなかったため、店舗に行って相談することにしました。
ところが、名義変更とMNP予約番号の取得でつまずき、合計3回も店舗に行くハメに…💦名義変更は「祖母」→「わたし」へ変更したのですが、住所と名字どちらも異なるという状況だったため、戸籍謄本を取得して家族関係を証明する必要がありました。
支払い名義も、「祖母の銀行引き落とし」→「わたしのクレジットカード」へ変更する必要がありました。さらに、家族割が適用されていたため、いったん支払い方法を個別に分け、そのうえで名義や支払い方法を変更するというステップが必要になり、手続きはかなり複雑に…😭
ここまでくると素人のわたしにはどうにもならず、店舗スタッフさんの力を全力でお借りすることになりました。
◆ 名義は同時に2回線までしか変更できない
本当は「祖母」「弟」「妹」の3人分すべての名義を変更したかったのですが、同時に名義変更できるのは2回線までであると、スタッフさんに教えていただきました。理由としては、不正防止、システムの安定運用、窓口の負担軽減とミス防止といった点があるそうです。
そのため、中学生の妹だけは「U15 はじめてスマホプラン」で継続することにしました。
次に名義変更が可能になるタイミングについては明確なルールがなく、
docomoのスタッフさんからは「1ヶ月〜半年くらい間隔を空けてください」と言われました。
【まとめ】
繰り返しになりますが、家族の通信費の見直しは、次の6ステップを人数分くり返すだけでOKです!
〈乗り換え6ステップ〉
① 名義を揃える
② SIMロック解除
③ ワンストップ or ツーストップを決める
④ 日本通信SIM申し込み
⑤ 回線切り替え
⑥ APN設定
家計管理において、固定費の見直しのインパクトは本当に大きいです。わたしは今回の手続きを通して、固定費を月12,200円削減することができました✨️
ちょっと大変な場面もありましたが、「おばあちゃんの負担を減らせた」と思うとやってよかったなと心から思います。
この記事が、みなさんが家族の通信費を見直すきっかけになればうれしいです。「うちも高いかも…?」と少しでも感じている方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね📱💡