- 投稿日:2025/12/04
「一生懸命勉強して、いい大学に入って、涼しいオフィスでパソコンをカタカタ叩く仕事に就けば安泰だ」
私たち、あるいは私たちの親世代は、そう信じて疑いませんでしたよね。 でも、今朝の日経新聞を読んで、コーヒーを吹き出しそうになったのは私だけではないはずです。
今日は、米国で起きている「衝撃的な逆転現象」と、そこから見えてくる私たち日本人の「AI時代の生存戦略」についてお話しします。
1. シリコンバレーで起きている「逆転現象」
米カリフォルニア州で、ある男性が「会計士」から「配管工」に転職したというニュースです。
「えっ、キャリアダウンじゃないの?」と思ったあなた。甘いです。 なんと彼の年収は、会計士時代の3倍、日本円にして月収約190万円になったそうです。
理由はシンプル。「会計業務はAIでもできるけど、配管工は人間にしかできないから」。
笑えない皮肉
ここで強烈なパラドックスが起きています。 かつてAmazonのエンジニアなどは、「肉体労働をしたくないから、必死に勉強してプログラミングを習得した」はずでした。 ところが今、そのプログラミング領域こそがAIに侵食され始め、逆に「配管工へのリスキリング(学び直し)」が必要になっているというのです。
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