- 投稿日:2026/01/06
【シリーズ全体の位置づけ】
今回のテーマは、
「メンタル不調を防ぐ考え方と、不調時の適切な向き合い方」です。
全4回シリーズで
・メンタル不調を「予防する視点」
・不調が起きたときの「正しい対処」
・本人・上司・組織が、それぞれできること
を順番に整理していきます。
メンタル不調を防ぎながら、
自己投資・昇給・転職・FIRE・フリーランスなど、
挑戦や成長を長く続けるための考え方を整理するものです。
第4回となる今回は、
「不調が起き始めた時、どう対処するか」
になります。

ここまで、
・メンタル不調は突然起きるものではないこと
・完璧を手放すこと
・強みで勝負すること
・一人で抱え込まないこと
・生活リズムを整えること
など、
「メンタル不調を未然に防ぐ土台づくり」
をお伝えしてきました。
それでも――
どれだけ気をつけていても、
不調のサインが出ることはあります。
今日は、
「もし不調が出始めたら、どう向き合えばいいのか」
を一緒に整理していきます。
第1章;不調が起きた時の適切な対処
【① 不調は「頑張り過ぎ」のサイン(早めに手を打つ)】
この画像が伝えている一番大切なことは、
不調=弱さではない ということです。
不調が起きやすい状況を見ると、
・イベントや締切が重なる
・責任が増え、相談できず一人で抱える
・睡眠・食事・生活リズムが崩れる
――どれも、
リベで頑張っている人ほど当てはまりやすい状況ですよね。
そして多くの人が、ここで
「自分が弱いだけだ」
「もっと頑張らなきゃ」
と、さらにアクセルを踏んでしまいます。
でも実際は、
エネルギーが切れた状態で頑張り続けることが、
悪循環の入り口になります。
だから不調の時に大切なのは
「努力」ではなく、行動を切り替え。
・止まる(休息・睡眠を最優先)
・下げる(仕事量・期限・役割を調整)
・つながる(誰かに相談する)
これは「逃げ」ではなく、
回復のための正しい判断です。
【② 不調が起きた時の適切な対処(本人)】
この画像で一番伝えたいことは、
とてもシンプルです。
不調の時に「休む」「頼る」は、正しい判断。
まず大切なのは、
・一人で抱えないこと
・「心と体がついてこない」は気合不足ではないこと
そして、考え方を少し切り替えてみてください。
・今は「回復」が仕事
・最悪、仕事を辞めてもいい
・命と健康が最優先
本人ができる行動は、たった3つです。
1.休む
睡眠・食事・休息を最優先。
無理に元気なフリをしなくていい。
2.伝える
家族・上司に現状を共有する
(症状・困っていること・どうしたいか)
3.整える
生活リズムを少しずつ戻す
(睡眠・食事・軽い運動)
回復の第一歩は、
「休むと決めること」と「相談すること」。
これは弱さではなく、
回復へ向かう力です。
【③ 不調が起きた時の適切な対処(上司・周囲)】
この画像が伝えているのは、
「関わり方ひとつで、
本人の回復スピードは大きく変わる」
ということです。
上司は「励ます」より、
「孤立させない」ことが大切。
正論やアドバイスが、
逆効果になることもあります。
よくあるNG対応は、
・「頑張れ」
・「気の持ちようだよ」
・正論やアドバイスを一方的に投げること
本人はもう、十分に頑張っています。
その言葉が、
「自分はダメなんだ」という孤立感を
深めてしまうこともあります。
一方で、OKな対応はとてもシンプルです。
・「最近、大丈夫?」
・「何が一番しんどい?」
・結論を急がず、まず話を聴く
・必要なら、産業医・保健師・人事につなぐ
上司の役割は、「治す」ことではありません。
孤立させず、環境を整えること。
これは、
チームで成果を出すためにも、
とても大切な視点だと思います。
第2章;会社の休業・復職支援ガイド(組織として)
次は、「会社の休業・復職支援ガイド」です。
これは、
「知っているだけで、心はずいぶん軽くなる話」
だと思っています。
こまで、
・不調に気づくこと
・無理をしないこと
・回復を最優先にすること
そんな話を重ねてきました。
この章では、その現実的な“出口”の話です。
それが、
会社の休業・復職支援制度です。
【① 会社は「休む人」を想定して制度を作っている】
この画像は、
休業開始 → 休業中 → 復職準備 → 復職後
という流れを、
本人・上司・主治医・会社の4者で
整理した組織としての全体像です。
休業というと、
・突然仕事を止める
・自分だけが取り残される
そんなイメージを持ちがちですが、
実際はそうではありません。
この図が示しているのは、
「休業も復職も、個人プレーではなく、
チームで進むプロセス」だということ。
・本人は「治療と回復に専念する」
・上司は「無理をさせず、環境を整える」
・主治医は「回復状況を見て判断する」
・会社・産業医は「制度と仕組みで支える」
それぞれの役割が最初から決まっているからこそ、
休業は「例外対応」ではなく、
想定された制度として存在しています。
正直に言うと、
私はこの全体像を休業に入ってから知りました。
もし事前に知っていたら、
「会社に戻れないかもしれない」
「社会から外れてしまうかもしれない」
そんな不安や恐怖は、もっと小さくできたと思います。
【② 必ず知っておくべき「会社ルールとお金の話」】
この画像は、
休業中に現実的に一番不安になるポイントをまとめたものです。
・医師の診断書と会社への連絡
・無断欠勤・音信不通がNGな理由
・傷病手当金(休業4日目以降、給与の約2/3)
・どれくらいの期間、休めるのか
・どうすれば復職できるのか
私は休業中、
「このまま収入は大丈夫なんだろうか」
「いつまで休めるんだろうか」
「本当に戻れるんだろうか」
という不安で、何度も頭がいっぱいになりました。
でも制度を一つずつ確認していく中で、
「会社は“戻れない前提”ではなく、
“戻る前提”で制度を作っている」
ということに、後から気づきました。
このガイドは、
私の会社の制度をまとめたものですが、
どの会社にも似た仕組みがあるはずです。
だからこそ、
「休業してから知る」のではなく、
元気なうちに、自分の会社の制度を確認する
そのきっかけになればと思っています。
🗣️ビルドくん × ヤスの会話
ビルドくん
「ヤスさん、正直…
休むって、やっぱり怖いですよね」
ヤス
「うん。めちゃくちゃ怖かったよ。
会社に戻れないんじゃないかって、本気で思った」
ビルドくん
「でも、今こうして話せてますよね」
ヤス
「そうなんだよね。
振り返ると、会社は“戻る道”を
ちゃんと用意してくれてた」
ビルドくん
「知らなかったから、不安だったんですね」
ヤス
「そう。
だから今は思うんだ。
“頑張り続ける力”より、
“立ち止まれる知識”の方が大事だって」
ビルドくん
「休むことって、負けじゃないんですね」
ヤス
「うん。
“戻るための準備”だったよ」
リベには、
・将来フリーランスを目指している方
・副業から独立を考えている方
も多いと思います。
フリーランスには、
自由さ・裁量の大きさという魅力があります。
一方で、体調を崩したときに
守ってくれる制度はありません。
会社員には制約もありますが、
こうした「休業・復職の仕組み」という
大きなセーフティネットがあります。
だから私は今、
「会社にいながら、副業をする」
という選択も、とても現実的でいいと思っています。
大切なのは、
メリット・デメリットを知った上で選ぶこと。
この記事が、
その判断材料の一つになれば嬉しいです。
シリーズ全体のまとめ
4回のシリーズで伝えたかったのは、
「頑張り方」ではありません。
・壊れないための考え方
・不調に気づく視点
・回復するための選択肢
・支えてくれる仕組みがあるという事実
これらを知っているかどうかで、
人生のしんどさは大きく変わります。
もし今、
「まだ大丈夫」と思いながら無理をしている人がいたら。
もし周りに、
「ちょっと心配だな」と感じる人がいたら。
このシリーズのどこか一つでも、
思い出してもらえたら嬉しいです。
メンタル予防の記事に付き合いいただき、
本当にありがとうございました。
最後に(注意書き)
※本ガイドは、
私の会社の制度をベースにまとめたものです。
詳細や判断は、必ずご自身の会社の正式なガイドや
会社の人事・産業医にご確認ください。
本日は、以上になります。
「これ、自分のことかも」と感じた方は、
それだけで今日の目的は達成です。
感想・気づき・一言コメント、どれでもOKです😊
あなたのアウトプットが、
誰かが無理をしすぎずに済むきっかけになるかもしれません🌱