- 投稿日:2026/02/07
【自己採点、合格点の70点に到達しない…泣】
簿記3級の合格を目指しているみなさん、模擬試験もう受けましたか?
自己採点してみたら「50点台」「60点台」で、なかなか70点を超えない……そんな状況に心当たりはありませんか?
実は、私もまったく同じでした。
初めて模擬試験を解いたときは50点台。
その後もしばらくは50〜60点台を行ったり来たりで、
「このままでは合格できないのでは…」と焦りを感じていました。
しかし、勉強方法と試験の向き合い方を見直したことで、模擬試験では安定して70点超えが取れるようになり、最終的に本番では95点で合格することができました。
この記事では、
・模擬試験で70点を超えられるようになった試験の解き方
・よく間違えた設問とその対策
・苦手な仕訳の具体的な克服方法
を、私自身の実体験ベースでご紹介します。
⚠️なお、前提として
教科書を2周以上問題集を2周以上基礎的な仕訳は一通り理解できている
という方を対象にしています。
私は教科書2周・問題集3周(3周目は間違えた箇所のみ)終えてから模擬試験に取り組み始めました。
教科書・問題集・模擬試験はCPAラーニングのものを使用しています!
【私が70点超えできた学習のポイント3つ】
私が50〜60点台から抜け出し、70点超えを安定させられたポイントは次の3つです。
① 模擬試験の出題形式に慣れること
② 第1問と第3問で完答を目指すこと
③ 分からないところはAIに聞くこと
一見すると当たり前に見えるかもしれませんが、これを意識して行動を変えただけで、点数の伸び方が大きく変わりました。
① 模擬試験の出題形式に慣れること
教科書や問題集を使っていると、
「この節ではこの仕訳を学ぶ → その問題を解く」
という流れになります。
しかし、模擬試験では当然ながら節ごとに整理された形では出題されません。
問題文を読んで、
「これは何の取引なのか」
「どの仕訳を問われているのか」
を自分で読み解く力が必要になります。
最初は戸惑って当然です。
ただし、何度か模擬試験を解くと出題パターンが見えてきます。
点数が低くても落ち込まずに問題を解き直し、なぜ間違えたのかの確認を丁寧に行いましょう。
模擬試験は解いただけ力がつきます。
私は最終的に、
◇時間を測ってフルで解いた模擬試験:9回分
◇上記のものを復習用として第1問と第3問のみ:3〜4回分
を繰り返し解きました。
② 第1問と第3問で完答を目指す
簿記3級の試験は、3問構成です。
第1問:仕訳問題(一問一答)【45点】
第2問:語句記入・補助簿選択・勘定記入(2つ出題)【20点】
第3問:決算書作成問題【35点】
つまり、第1問(45点)+第3問(35)=80点
この2つを完答できれば、合格点の70点は確実に超えます。
第2問は、仕訳単体ではなく、出題問題ごとの難易度差が大きいという特徴があり、比較的難しいと感じる人が多いです。
一方、第1問は基本的な仕訳問題、第3問は基本的な決算書作成問題なので、出題パターンを掴めば十分に完答が狙える難易度です。
もちろん第2問も部分点がありますので、解ける範囲では必ず取り組みましょう。
③ わからないところはAIに聞きましょう
模擬試験では、
・少しひねった仕訳
・見覚えはあるが説明できない問題
・解説を読んでも腑に落ちない設問
が必ず出てきます。
こうした問題について、私はAI(チャッピーやGemini)に回答を丸投げして聞いていました。
当たり前ですが模擬試験の設問は、教科書どおりではないことが多いです。
間違ったところを復習するにも、教科書のどこに載っているか探す手間がかかったり、設問によっては複数の節をまたいで理解する必要があったり、自力で解説を見つけ出すのは非常に非効率です。
問題文と解答をコピーして、「なんでこうなるの?」と聞くだけで十分な解説が返ってきます。
さらに分からなければ、会話形式で納得できるまで聞いてみてください。
さらにリベシティにはみんなの簿記チャット【みん簿記✨】というチャットがあり、こちらでわからない設問の質問も積極的に投稿されています。
わからない箇所が上手く言語化できる、リベシティの住民と交流もしたい!という方にはオススメです。
一方、スクールや通信に通っていて講師に質問できる環境がある方は、ぜひそちらを活用してくださいね!
【私がやった実践的なHowTo】
① 模擬試験を解いてみる
模擬試験を解いてみて、こんなの問題集でやったことない…と感じると思います。
ですが、模擬試験の形式に慣れるには解き続けるしかありません。
特に第1問は一問一答形式のシンプルな仕訳問題です。
設問を丁寧に読めば、決して難しくありません。
目安としては、
・教科書2周仕訳の流れがなんとなく分かる
・決算書作成の全体像が見えてきた
くらいで挑戦して問題ないとおもいます。
⚠️ただし、基本的な仕訳が分からない段階での模擬試験は非効率です。⚠️
模擬試験を解いてみて、50点台に到達しない場合は問題集に戻るのもひとつだと思います。
② 解く順番の流れを身につける
おすすめの問題を解く順番は以下のとおりです。
第1問 ⇒ 第3問 ⇒(第1問と第3問の見直し)⇒ 第2問
私も最初は第1問→第2問→第3問と前から順番に解いていましたが、第2問で詰まり、時間切れになることが多くありました。
第1問と第3問は出題がある程度パターン化されているため、先にここを確実に取り切るだけで60点後半は安定します。
第3問は決算整理後残高試算表、貸借対照表/損益計算書、精算表、のいずれかが出題されます。
これは3つすべて作成できるようにしておきましょう。
また、第1問と第3問の完答を目指す場合は、第2問を解く前に第1問と第3問の見直しを簡単でいいのでするとよいでしょう。
時間の目安として、第2問には10~15分くらい残したいので、それより早く終わった場合は見直しの時間に充ててもいいかなと思います。
③ 苦手な仕訳を把握し、AIで落とし込む
60点後半から伸びなかった最大の原因は、苦手な仕訳を放置していたことでした。
私が特に苦手だったのは、次の4つです。
◇経過勘定
◇固定資産売却益(損)
◇消費税の処理(仮受・仮払)
◇仕入諸掛
※もし苦手を絞れない場合は、知識不足の可能性が高いので問題集に戻ることをおすすめします。
1️⃣ 経過勘定(頻出‼️)
考え方:これらは資産・負債として理解する
たとえば、
前払費用
すでに支払済み→ これから受け取る権利がある→ 資産
未払費用
まだ支払っていない→ 支払義務がある→ 負債
と、丸暗記するのではなく、こういった理由→だから資産or負債と頭に落とし込みました。
また、設問の書き方で、日本語の読み間違いで仕訳を間違えるとこも多かったので、「今期分を1年分前払」と「毎回当期分を前払」の違いなど、日本語の読み取りに注意してください。
↑これの違いについて考えて、ぜひどこかへアウトプットしてみてください😊
2️⃣固定資産売却益(損)
考え方:仕訳の原則は理解しつつ、貸方・借方どちらに置くかは暗記する
仕訳は左右の金額が合致するようになっているので、固定資産売却の際に、足りない方に売却益(損)を入れる、としていましたが、損益が左右どちらになるのか、をたまに混同して間違えることが多くありました。
なので仕訳の原則(利益は右・貸方、費用は左・借方)というのは理解しつつも、固定資産売却だけは、左右どちらに置くかは暗記して覚えるようにしました。
売却益は貸方つまり右側(→利益だから)
売却損は借方つまり左側(→費用だから)
3️⃣仮受・仮払消費税
これは模擬試験を解く中でわからなくなったため一旦下記のように整理して覚えるようにしました。
仕入:お金を払う → 仕入+仮払消費税
売上:お金をもらう → 売上+仮受消費税
また、第3問でよく出る「消費税の処理」は、「支払った」と明記されていない限り、未払消費税を使うと覚えました。
※還付処理は簿記3級では基本的に出ません。
4️⃣仕入諸掛
これについては、仕入は送料・手数料・作業工賃等なにがかかってもとにかく仕入に算入する!と覚えました。
支払方法が違っても、そのかかった金額はすべて仕入勘定にまとめる!
もうここまで来たら力業の暗記になりました。
④ 最終的にはケアレスミスのチェック
点数が伸びない原因は、数字の桁を間違えていた、仕訳は理解していたのに借方・貸方を逆に入力していた、決算書作成の際に決算前整理表の金額を足し忘れていた(よくあったのは減価償却累計額の足し忘れ)といった小さなミスであることが多いです。
なので模擬試験の時間配分がだいたい決まったあたりで見直しを入れ始め、
第1問 → 第3問 → 第3問の数字が合うか確認(特に経過勘定を重点チェック) → 第1問の借方貸方誤り、数字のケアレスミスを再確認 → 最後に第2問
という順番で解き方を変えていきました。
慣れないうちが時間配分が難しいですが、見直しの時間が取れると安心して合格点目指せるようになると思います。
重点的にチェックする部分は自分の苦手分野を主にやるようにしてくださいね。
まとめ
以上が、私が50〜60点台から抜け出し、合格点に到達できた学習法です。
◇模擬試験の形式に慣れること
◇第1問と第3問の完答を目指すこと
◇苦手な仕訳を把握し、AIで(又は人に聞いて)理解を深めること
50〜60点台のときは、「合格なんて無理では…」と感じていました。
ですが、このままでは踏ん切りがつかず、だらだらと勉強にも身が入らない、と感じたため、受験日を1か月後と決め、強制的にスケジュールを作ったことで一気に前進できました。
受験には費用も時間もかかります。
「また今度」ではなく、今、受験日を決めて一発合格を目指しましょう。