- 投稿日:2026/03/09
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要約
週150分の運動で健康寿命が最大6.3年延びるというデータを紹介。運動が認知症・骨折・生活習慣病を予防し、自立した生活を長く維持できる科学的根拠を内科専門医が解説します。
寿命と健康寿命の違いについては、別の記事でお伝えしました。
長生きすることはもちろん大切ですが、「いかに健康に、自分らしく過ごせるか」という“健康寿命”を伸ばすことこそ、人生の質を高めるうえで欠かせません。
では、運動は健康寿命をどれほど伸ばすのでしょうか?
この記事では、フィンランドの公務員約4万人を25年間追跡した大規模研究をもとに、運動の効果をわかりやすく解説します。
50〜75歳を25年間追跡した大規模研究
対象となったのは、平均年齢53歳のフィンランドの約4万2千人。
「50歳から75歳までの25年間」にわたり、
・どんな生活をしていたか
・どれくらい運動していたか
・健康状態はどう変化したか
を追跡した、世界的にも貴重なデータです。
具体的な運動量などは以下の通りです。

※MET-hとは:安静に座っている状態を「1 MET」としたとき、その活動が安静時の何倍のエネルギーを消費するかを示す運動強度の指標です。
例えば、普通の歩行は「3 METs」に相当します。普通の歩行を1時間続けて場合、3MET-hとなります。
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